ベンチャーキャピタルCRIT Ventures(クリットベンチャーズ、ソン・ジェジュン代表)がグローバルK-POPエンターテインメント企業DayOneDream(デイワンドリーム、イ・ミニョン代表、旧DOD)に後続投資を行った。今回の投資は2022年12月のシード資金調達以降に進められたもので、「IBK-CRITコンテンツ投資組合」を通じて行われた。
2022年に設立したDayOneDreamは、アーティストのマネジメントと音源・アルバム制作を核とし、公演企画、MD及びIPコマースなど、K-コンテンツ全般を網羅した事業を展開している。現在、レーベル、IP付加事業、エンターテックの3大事業を主軸にBTOB COMPANY(ビートゥービーカンパニー)、Void(ボイド)、Set The Stage(セットザステージ)、Bfactory(ビーファクトリー)、DPA(ディーピーエイ)、Mindmapmusic(マインドマップミュージック)の計6つの系列会社を運営している。こうした構造は、1つのアーティストのIPで発生する収益を系列会社ごとに分担し、拡大できる垂直系列化システムを整えている。
DayOneDreamは通常、音源・アルバム中心のエンターテインメント事業であらわれる長期的な収益回収問題を、公演及びMD事業の内在化を通じて解決し、ビジネスモデルの効率性を立証してきた。さらに、トークン証券(STO)ベースのエンターテックを事業モデルに組み込み、安定した資本調達体系も整えた。特にシンガポールSBIデジタルマーケット、KYOBO生命と共に、世界初のK-POP STOコンソーシアムを構成し、関連するファンドを完売させるなど、大型プロジェクトファイナンシング力を確保した点が特徴だ。
CRIT Ventures側は今回の投資決定の背景として、DayOneDreamの垂直系列化した事業構造と迅速なIP収益化を挙げた。K-POP産業が単純なアルバム販売中心からIPベースの収益モデルに転換される流れの中で、DayOneDreamがIP価値を最大化し、迅速な収益回収が可能なビジネスモデルを確立している点を高く評価した。
DayOneDreamのイ・ミニョン代表は「アーティストが音楽作業だけに専念できる環境をつくり、所属アーティストだけでなく、外部アーティストまで取り込んだグローバルK-POP拡大プラットフォームに跳躍していく」とビジョンを語った。
DayOneDreamは今回の調達金をもとにアーティストIPポートフォリオを大幅に拡大する計画だ。特に今年3月に設立した日本支社「DOD JAPAN」を拠点とし、日韓のマネジメント協業とIP基盤の付加事業拡大を本格化し、グローバル市場攻略を加速化させる方針だ。
<写真提供=CRIT Ventures>
