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【彼のWhy】GORDON RAMSAY burgerを食べるなら、このアプリが必須、Catchtable

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【彼のWhy】GORDON RAMSAY burgerを食べるなら、このアプリが必須、Catchtable


ちょい事情通の記者 2号 イム・ギョンオプ

 2号は最近、蚕室ロッテワールドモールにあるGORDON RAMSAY burger(ゴードン・ラムゼイ・バーガー)韓国店に行きました。開店するや否や並んだため、幸いにも長くは待ちませんでした。並びながら、周辺を見回すと「Catchtable(キャッチテーブル)で予約したお客様はこちらにお越しください」という案内文が目に入りました。GORDON RAMSAY burgerはCatchtableのアプリで予約を受け付けていたのです。

そういえば最近、レストランの予約をCatchtableで行ったという経験がますます増えています。いわゆるホットだといわれるグルメたちはCatchtableで予約を受け付けており、あるレストランはCatchtableで予約金も受け付けています。

どんなサービスなのか。流行りのレストランはなぜ予約にこのアプリを使うのか?長い間部署の末っ子として過ごし、レストレラン予約のお使いを頻繁に行った2号は「食堂予約」というペインポイントを解決したこのスタートアップが気になりました。そこでCatchtableを開発したスタートアップ、WAD(ワド)のヨン・テスン代表にインタビューしました。

 

ヨン・テスン代表/Catchtable 

 

「2017年、NHNを出た3人で一緒に創業しました。レストランを予約する際、誰もが一度くらいは経験した問題がありました。金曜日の夕方7時、江南(カンナム)で韓牛焼肉屋、そして個室がある場所を予約する必要がある場合、インターネットで検索し、予約するのに少なくとも数十分はかかります。

探すのにも時間がかかるし、満席になっている所も多いからです。ホテルや飛行機は望む条件を入力すれば簡単に空き部屋と席を見つけることができるのに、なぜレストランはできないのか。その悩みから出発しました。」


「それで、レストランのリアルタイムDBがあるべきだと思ったんです。そうすれば金曜日の夕方7時、可、不可をお知らせできるからです。DBを構築し、リアルタイムで予約状況を知らせたプラットフォームは、私たちのものが初でした。

戦略は大きく三つ。過去のレストランの予約は、すべて手書きの帳簿で受け付けていました。そうなると、予約管理をアプリで行えるタブレットを業主たちに配ってこそDB構築が可能でした。電話で予約が来た場合も、業主の方々がタブレットに記録をしなければなりませんから。そのようにして、DBを構築することが第1段階でした。」

「第2段階として、アプリの消費者、つまりレストランに行こうとしている消費者が日付、時間、人数、地域を検索した時、予約しようと思うレストランのリストが出るようにしなければなりませんでした。

消費者が簡単に予約を行い、人が集まり続ける、そうしてこそさらに多くの業主たちも私たちのアプリを使う理由が生まれますから。第3段階、そうして好循環になると、業主と顧客がますますCatchtableを使うようになる構造が作られます。これが戦略でした。」

「過去に、Catchtableに似たサービスもありました。インターネットでレストランを検索し、評価を確認できるウェブサイトとアプリでした。問題は、それらがリアルタイムではなかったということです。

ウェブサイトで予約を入れると、運営会社が該当レストランに代わりに電話して予約をするという仕組みでした。過去のWoowa Brothers(配達の民族)がアプリで注文を確認し、レストレランに電話していたそのサービス構造から抜け出せていなかったのです。

だから顧客はサイトで確かに予約を入れたにも関わらず、数日後に予約不可の通知を受けたり、問題が生じるということがよく発生しました。信頼をおいて、そのウェブやアプリを使用する理由がなかったのです。Catchtableは第1段階の業主DBを構築することだけに、ほぼ3年かけました。

予約頻度の高いレストランを優先的に攻略し、業主に業主用アプリの利便性と必要性を説明して説得しました。現在、3000を超える業主がCatchtableを使用しています。

「業主用アプリには様々な機能を実装しました。忙しくサービング業務を行いながらでも、予約を簡単に登録し、管理できるように。まず店舗に電話が来ると、アプリに自動的にポップアップが表示されます。

来店歴がある顧客であれば名前も表示されます。常連の場合は、様々な特性を入力することも可能です。主にワインを注文される方だとか、特定の食べ物は召し上がらないだとかですね。それら全てが片手でタッチするだけで終わります。」

「レストラン予約アプリは無断キャンセル防止に直接的な効果があります。過去1年半、アプリを通じて分析した年間無断キャンセルの割合は、全体予約件数51万件中4264回で0.83%でした。

Catchtableで予約すれば、予約だけでなくキャンセルも簡単です。レストランの予約をキャンセルするには電話をかけなければならず、取ってもらえなかったり、通話中だったりすると、もう一度キャンセルの連絡をすることを忘れたりします。しかし、Catchtableはタッチ数回で可能です。そして予約の数日前や予約当日にもアラームをして、予約を忘れないようお手伝いします。

「何より、手軽な予約金決済機能を導入しました。予約金を貰いたいレストランも、口座番号をお知らせし、それを再確認するという複雑な手続きのため、予約金制度を運用していません。

しかし、Catchtableでは簡単決済と連動し、簡単かつ迅速に予約金を納め、確認、払い戻し手続きなどのすべてが可能です。データ分析の結果、予約金サービスを導入したレストランは無断キャンセルの比率が他のレストランと比べて7分の1レベルに減りました。よって、Catchtableを使用する店も無断キャンセルを防ぐことができ、ユーザーもうっかり無断キャンセルしてしまうことを防ぐことができます。

「4月末から無断キャンセル防止キャンペーンをしています。昨年も行いました。多くのシェフと現場の声をお届けしています。

無断キャンセルが10個のテーブルのうちで1つだけ発生したとしても、利益で見れば店舗に与える打撃はもっと大きいということもあります。コロナで営業が厳しかった業主が無断キャンセルで受ける困難をなんとか少しでも和らげたいです。Catchtableが無断キャンセルを防ぐ小さな技術革新になると確信しています。」




/media/ちょい事情通の記者(쫌아는기자들)
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