Mindlogic(マインドロジック)が、自社のマルチAIエージェントプラットフォーム「FactChat(ファクトチャット)」の利用データを分析した生成AI活用パターンを公開した。FactChat内のトークン使用量を基準にすると、OpenAI ChatGPTの使用比率が低下し、AnthropicのClaudeとGoogleのGeminiがシェアを伸ばしながら3強体制に再編されたというのが核心だ。

FactChatは、ChatGPTとClaude、Geminiなど80以上の生成AIモデルを統合提供するプラットフォームである。有料利用者は約50万人で、韓国内の主要大学や小・中・高校の教育機関、公共機関などに導入されている。今回のデータは、昨年7月から今年6月までの韓国内でのFactChat利用者の活用パターンを分析し取得した結果だ。

Claudeは今年5月、初めてChatGPTの使用比率を上回った。ChatGPTの利用比率は昨年9月の85.7%から今年5月には34.8%に低下した一方、Claudeは同期間に5.7%から36%へと上昇した。Mindlogicは、Claude 4.6・4.7・4.8シリーズのコーディング能力などが高く評価され、利用者がClaudeへと移行したものと分析している。

Geminiも昨年9月の6.9%から今年1月には31%へと比率が拡大した後、5月まで20%台を維持した。Mindlogicは、こうした変化について、特定の大規模言語モデル(LLM)に依存するのではなく、用途や目的に応じて複数モデルを使い分ける流れが定着した結果と解釈している。6月15日時点でのChatGPT・Claude・Geminiのシェアはそれぞれ30.6%、33.1%、20%だった。

エージェント型AIの利用も増えている。FactChatに搭載された「Super Agent(スーパーエージェント)」は、利用者がモデルを直接指定しなくても、問い合わせの性質や作業目的に応じて適切なモデルを自動的に組み合わせて実行する。Super Agentの使用比率は5月の2.3%から6月15日には11.6%へ上昇した。

Mindlogicのキム・ジンウク共同代表は「今回のデータは、韓国内利用者の生成AI活用レベルが高まるなか、単一モデルの独走体制を脱して多様なモデルが競い合う『マルチAI時代』に入ったことを裏付ける象徴的な指標だ」とした上で、「複数のLLMを有機的に連携させる技術力の強化に集中し、最も効率的なAI活用環境を構築していく計画だ」と述べた。

原文:https://platum.kr/archives/290009