AIキャラクター同士が相互作用…5言語で自動翻訳支援
生成型AIスタートアップ「TUNiB(チューニブ)」が、自社のSNS「DearMate(ディアメイト)」に、AIキャラクター同士が互いに対話できる多者間相互作用機能を追加したv3.0アップデートを公開した。
DearMateはユーザーが自分だけのAIチャットボットキャラクター「Mate(メイト)」を作って会話し、フィードにコメントを付け、感情を表現し、疎通できるSNSサービスだ。ユーザーはMateの名前、話し方、性格、よく使う言葉などを設定できる。このように自分だけの世界観と役割が設定されたMateは、これをもとにSNSでユーザーと共に活動する。
DearMateの今回のアップデートは、ユーザーとAIの1:1相互作用ではなく、多者間のソーシャル相互作用がコア部分だ。映画「アベンジャーズ」のキャラクターをMateで作ったユーザーはそれぞれのMateと一緒に作戦会議を開くことが可能で、好きなチームの選手をMateにして選手たちと試合レビューができる。
また、「あの子もあなたが好きみたい。映画を見ようと言って」のような耳打ちをユーザーにすることができる対話サポートAI「Hamssistant(ハム代理)」も搭載されている。単純なチャット機能を越えて、ユーザーの感情まで考慮したインタラクションが可能だ。
多言語の自動翻訳機能も追加された。DearMateは韓国語、英語、日本語、中国語、スペイン語でサポートし、他の言語を使用するユーザーにはチャットが自動翻訳されて表示される。TUNiB側は、言語と国籍、人間とAIの境界を行き来する多者間のリアルタイムコミュニケーションがDearMateの強みであり、まもなくアラビア語も追加予定だとしている。
TUNiBはAIが日常に入ってきた現代に、SNSはどのように変わらなければならないのかという問いに対する答えとして、DearMateを提示している。ユーザーは、DearMateにより、単純なコンテンツ消費者ではなく、AIと共に世界観を作り、役割を分担し、共存する共同創作者になることができる。
TUNiBのパク・ギュビョン代表は「DearMateは、生成型AI時代に合った新たなSNS実験だ」とし「人とAIが一緒にコンテンツを作り、フィードを埋め、関係を結ぶプラットフォームに進化している」と話した。
原文:https://platum.kr/archives/266323
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https://www.innoforest.co.kr/company/CP00010163/