グローバル3Dコンテンツ専門企業のBCOP Entertainment(ブコップエンターテインメント)が、NVIDIA(エンビディア)と中小ベンチャー企業部(省)が共同で運営する「2025年グローバル企業協業プログラム」に選ばれた。

「グローバル企業協業プログラム」は、韓国の有望スタートアップとグローバル企業間の技術協力を通じて共同技術開発を促進し、海外市場進出を支援する、中小ベンチャー企業部主管の協力型支援事業だ。今回の選定で、BCOP EntertainmentはNVIDIAとの技術交流、研究開発資金の支援、グローバルマーケティングなど、全面的な支援を受けることになり、これを基にAIベースの3Dコンテンツ制作技術の高度化と源泉IPのグローバル拡張を本格的に推進する計画だ。

BCOP Entertainmentは現在、3Dアニメーション制作の14段階の全プロセスをAIベースで統合・短縮する独自のパイプラインを構築している。特にAIが生成したコンテンツに現れる「不気味の谷現象(uncanny valley)」なしにキャラクターと背景が自然に調和する映像技術を核となる競争力として有している。

同社は今回のNVIDIAとの協業を通じて、制作速度と品質を市場最高水準に引き上げ、コンテンツの大衆的アピールを強化することに集中する方針だ。

現在、BCOP Entertainmentは自社の制作技術を基に、源泉IPを活用したSFジャンル3Dアニメーションシリーズをグローバル市場で公開しており、フィギュアやライセンス商品を中心としたメディアフランチャイズの拡大にも拍車をかけている。

原文:https://platum.kr/archives/262217