グローバル仮想資産決済企業のMoonPay(ムーンペイ)が機関・企業向けのオンチェーン取引インフラプラットフォーム「MoonPay Trade(ムーンペイトレード)」をリリースした。

MoonPay Tradeは、200以上のブロックチェーンとプロトコルに単一のAPIでアクセスできるプラットフォームとなる。企業と金融機関は、別途の複雑な開発作業なしに、オンチェーン取引の実行、決済、転換、決済機能を120以上の法定貨幣ベースで活用することができる。

このプラットフォームは、MoonPayが買収したクロスチェーンルーティング企業Decent.xyz(ディセント)の技術を基盤にしている。クロスチェーン取引の実行、担保および資産移動、トークン化ファンドの申請、オンチェーン決済などを機関レベルのコンプライアンスインフラ上でサポートを行う。全米商品先物取引委員会(CFTC)キャロライン・ファーム(Caroline D. Pham)議長代行が率いる機関金融サービス専門事業部「MoonPay Institutional(ムーンペイインスティチューショナル)」の中核取引実行インフラとしても活用される予定だ。

MoonPayは直近の18ヶ月間、決済・ステープルコイン・デジタル資産カスタディ・オンチェーン取引実行分野で6件以上の買収を行った。Solana(ソラナ)ベースの取引インフラ企業DFlow(ディフロー)の買収もこの一つであり、DFlowは2026年第1四半期に120億ドル(約1兆8,600億円)以上の取引を処理している。

MoonPayAsia(ムーンペイアジア)のイ・ブゴン代表は「MoonPayTradeはウォンのステーブルコイン、トークン化ファンド、オンチェーン資産を単一のAPIを通じて200以上のチェーンと繋ぐことで、韓国金融機関がグローバルトークン化市場に参加できる基盤を提供する」と語った。

一方、オンチェーントークン化実物資産(RWA)市場の市場規模は3年前、20億ドル(約3,100億円)未満だったのに対し、現在では250億ドル(約3兆9,000億円)以上に成長した。ボストンコンサルティンググループ(BCG)は、トークン化実物資産の総価値が2030年には14兆ドル(約2,200兆円)に達する可能性があると見通している。

原文:https://platum.kr/archives/287504