Longblack×Daesang JONGGA、「キムチの魅力、世界に広がる」トークショー盛況
8月28日「キムチトークショー」RED TALK開催… 3分で全席完売
知識コンテンツサービスLongblack(ロングブラック)を運営するTIME&CO(タイムアンドコー、イム・ミジン代表)がDaesang(テサン)のJONGGA(チョンガ)とともに繰り広げた「RED TALK:キムチの未来を語る」トークショーが盛況裏に幕を閉じた。
キムチトークショー「RED TALK」は、190万の読者・視聴者と活発に意思疎通を図っている作家兼YouTuberのチョ・スンヨン氏がモデレーターを務め、俳優のリュ・スヨン氏、ミシュランメンターシェフアワードの受賞歴がある「韓国料理の巨匠」チョ・ヒスクシェフ、MEET POPO(ミートポポ)のチョン・ドンウ代表がパネラーとして参加。キムチを文化的言語として見つめる「今、キムチを語る」、世界の食文化の中でのキムチとその拡大可能性を議論する「キムチ、国境を越える」、未来の食文化に対する可能性を探求した「キムチというコード」の3つのセッションで行われた。
モデレーターの作家チョ・スンヨン氏はこの日のイベントで「ハワイに移住した在外同胞たちが床を開けてキムチ甕(かめ)を埋めてこっそりキムチを食べるほど我が民族とキムチは切っても切り離せない関係だ」とし、「ワインがグローバル化される過程でフランスがワイン宗主国の地位を失わなかったように、韓国もキムチ宗主国として様々な努力をしなければならない」と強調した。料理の腕前に優れ、多方面で活躍中の俳優リュ・スヨン氏は「海外に出て韓国料理をふるまうと、思っていたより多くの可能性が広がるのを感じる」とし、「トンチミをシャーベットのように作ってデザートで楽しむことを含め、キムチが各国の食材とレシピで様々に変化していくだろう」と期待を示した。 チョ・ヒスク・シェフは「キムチは各地域の特色を盛り込んで数えきれないほど多くのレシピがあることが特徴で、これらのレシピがなくならないよう記録し続けていくことが重要だ」と強調し、「キムチはレシピだけでなく発酵技術が重要なだけに、様々な発酵ツールを開発することに努めたい」と話した。 モンタン、サンチョン炭火ガーデン、月見広場バーベキューなど、多数の人気外食店をプロデュースしたことがあるMEET POPOのチョン・ドンウ代表は「日本でラーメンという食べ物が短い期間に深い文化をとして根付いたたのは、材料と料理法をきちんと記録して評価するシステムがあったためだ」とし、「韓国もキムチを発展させるためには、キムチの多様性を記録し、これを評価する体系が必要だ」と話し、記録の重要性と評価体制の必要性を訴えた。
Longblackを運営するTIME&COの関係者は「キムチというテーマで3時間近く会話がなされたことに多くの人々が新鮮さを感じた」とし、「深い議論を通じて韓国社会の思考の地平を広げるため、より多様な企画を考えていきたい」と話した。
<写真提供:TIME&CO>