グローバルベンチャーキャピタルのAndreessen Horowitz(アンドリーセン・ホロウィッツ、a16z)がソウル事務所を正式に開設した。a16zのアジア初の拠点となるもので、昨年12月にアジア進出計画を発表した後、正式に開所した。韓国事務所は当初クリプト分野に集中し、その後段階的に活動範囲を広げていく方針だ。

a16zは約1,000億ドル(約16兆322億5,000万円)を運用するシリコンバレーを代表するベンチャーキャピタルの一つだ。SpaceX、Instagram、Airbnbなどの主要スタートアップを初期段階で発掘・成長させた実績と資本を持つ。

ソウル事務所はアジアの拠点として、ポートフォリオ企業の韓国・アジア市場進出を支援する。ただし当初は投資実行よりも、事業開発、パートナーシップ構築、現地開発者コミュニティとの連携に注力する方針だ。韓国内で投資顧問業務を行うには、金融当局の別途の認可が必要なためだ。

a16zは、AI、製造業、防衛産業、クリプト、コンテンツ、消費財などの分野における韓国の技術競争力、優秀な人材、高い市場受容性を評価し、韓国をアジアの戦略拠点として選定した。韓国の仮想資産市場の規模も背景の一つとして挙げられている。a16zは韓国を、成人3人に1人が仮想資産を保有する世界第2位の市場と評価している。

ソウル事務所を率いるパク・ソンモa16zアジア太平洋GTM(go-to-market)統括は、NAVER(ネイバー)やMonad Foundationなどで積み上げた経験をもとに、ポートフォリオ企業の韓国・アジア進出を支援する。パク統括は「a16zは単なる投資にとどまらず、ポートフォリオ企業の成長と市場進出支援に注力している」とした上で、「ソウル事務所を拠点に、ポートフォリオ企業の韓国・アジア市場進出を推進していく」と述べた。

原文:https://platum.kr/archives/288885