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匿名お悩み相談サービス「42together」の運営会社Ludensityが、シードラウンドでVNTGからの資金調達に成功

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匿名お悩み相談サービス「42together」の運営会社Ludensityが、シードラウンドでVNTGからの資金調達に成功

匿名お悩み相談及びマインドケアサービスの「42together」を運営するLudensity(ルーデンシティ、ペク・ジョンミン代表)が、シードラウンドで株式会社VNTG(キム・テグン代表)からの資金調達に成功した。

42togetherの運営会社であるLudensityは、延世大学卒業後、McKinsey & Company(マッキンゼー・アンド・カンパニー)の戦略コンサルタントを担当したペク・ジョンミン代表と、韓国有数の証券会社、UXデザインエージェンシー、IT企業出身のメンバーで構成されたスタートアップだ。

42togetherは、悩みやうつ病を抱えている「talker(トーカー)」が選別された「listener(リスナー)」と会話することで、日常的な心理的アドバイスやサポートを受けることができるお悩み相談・コミュニケーションプラットフォームだ。talker(トーカー)は無料で悩みを登録することができ、それに適した会話スタイルのリスナーがマッチングされる。これにより、傾聴中心の会話を通じて共感と慰めによるマインドケアを受けることができるのだ。

42togetherは、共同創業者及びチームメンバーの個人的な経験から始まったサービスだ。ペク・ジョンミン代表や会社関係者らは、日常生活で燃え尽き症候群、無気力症候群、うつ病を経験しながらも対処できていない現代人が、感情的なサポートと心理治療・訓練を気軽に探求できるようにするという目標をもとにサービスを準備してきた。

保健福祉部の調査とLudensityのアンケート結果によると、20~30代の4人に3人が憂鬱な感情を経験しており、心理的なサポートが必要であることが分かった。また、Incruit(インクルート)の調査によると、心理的・費用的な「壁」により専門的な治療が難しい人は、友人、家族、恋人などとのコミュニケーションを通じたサポートを求めるが、関係や他人からの評価低下を懸念するため、打ち明ける相手が不足しているケースが89%に達するという。オンラインコミュニティや多数の匿名チャットサービスがその代替となるが、匿名空間は悪意のあるユーザーが存在するという難点がある。

そこで42togetherは、匿名で良い相談相手を見つけられるように、独自に開発したリスナー教育カリキュラムとデータ基盤のユーザー選別システムを通じて、質の高いマッチングサービスを提供している。これだけでなく、相談後もユーザーが心のトレーニングができるように、オフラインミーティング、コーチングコンテンツ、性格分析コンテンツなどを運営・開発している。

ペク・ジョンミン代表は、「お腹が空いたらBaemin(配達の民族)が思い浮かぶように、落ち込んだり、寂しいときに思い浮かぶサービスが42togetherになることを願っている。」とし「親身になってくれる相談相手と一緒に、積極的に心のケアができるカジュアルなメンタルウェルネスプラットフォームを作る。」と抱負を述べた。

VNTGのチェ・ウォンヒョク投資総括は、「メンタルウェルネスに対するLudensityならではのユニークなアプローチと事業戦略が印象的だった。創業者たちの確固たる使命感と彼らが持つ問題意識を尊重しているため、質の高いサービスとビジネスを生み出すことを期待している。」と述べた。


<画像>Ludensity team(写真提供=Ludensity)

原文:익명 고민 대화 서비스 ‘42사이’ 운영사 루덴씨티, 브이엔티지 시드 투자 유치 (mk.co.kr)

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