酒類のNFT投資プラットフォーム「Blinkers」15億ウォン規模のフリーA投資誘致

現物ワインのNFT投資取引および所有/経験認証、ワイン金庫預金プラットフォーム「Bank of Wine（バンクオブワイン）」を運営するBlinkers（ブリンカーズ）が、KB Investment、FuturePlay、D.CAMPからプレシリーズA投資を誘致した。今年2月のシード投資から約3カ月ぶりの、追加投資誘致である。 

Blinkersは、販売価値の高いワインを投資目的で取引できる。ワイン投資取引所とワインを所有し、経験値を認証できるプラットフォームである「Bank of Wine」を運営しているスタートアップだ。韓国酒類法上、個人がワインや酒類を取引できない問題に着目し、ブロックチェーン基盤の現物ワインNFT交換権を発行し、ワインという投資先に、容易で安定的に投資できる解決策を提示した。

それだけでなく、既存の本物のワインの所有権および経験認証の問題を、NFT現物交換後に代替発行されるMFT（Memory Fungible Token：メモリーを代替えすることができるトークン）を通じて、解決しようとした。MFTにより、個人はWeb 3.0時代にふさわしいポートフォリオ形式の仮想ワインバーを構成することができ、自身のワイン経験を認証する新しい手段として、ワイン愛好家の間でも注目を集めている。

実際Blinkersは、4月8日WHITE LISTのMint（ミント）を皮切りに、3回の成功的なMintを通じて、毎月1億ウォン（約1100万円）以上の売上を上げ、ビジネスモデルに対する市場検証を行った。提携を通じて事業の底辺を多様な方面に拡大している。

投資関係者は、「Blinkersは、成長の可能性が非常に高いワイン市場で、NFTを活用した新しいビジネスモデルを検証した業界リーダーであり、KAIST・UNIST卒業生で構成されるブロックチェーンと、価格予測AIエンジンによるワインキュレーションおよびソーシング技術力を保有したチーム」とし、投資に対する理由を説明した。

Blinkersのパク・サンウク代表は「成功的な投資誘致でBank of Wineを一段階発展させることができることに感謝する」と伝え、「今後7月28日に行われる1億ウォン（約1100万円）規模の初のオフライン行事をはじめとし、NFT保有者だけに独占的に提供される様々なオフライン特典を実現していく計画だ」と伝えた。

原文：https://platum.kr/archives/186848