マーケティングプラットフォーム 「Dot Slash Dash」 、約5億円のプレA投資誘致

ショートフォームベースのマーケティングプラットフォーム 「Dot Slash Dash（ドット・スラッシュ・ダッシュ）」 がプレA投資50億ウォン（約5億円） を誘致

ショートフォームコンテンツ（Short Form Contents：短時間で消費できるコンテンツのこと）に基づくマーケティングプラットフォーム 「Dot Slash Dash（ドット・スラッシュ・ダッシュ）」 は、シリーズAラウンド前に50億ウォン（約5億円）の投資を集めた。この投資はForest Partners（フォレスト・パートナーズ）が独占的に行い、以前に受け取ったシード投資と合わせた累積投資額は、70億ウォン（約7億円）だ。

Dot Slash Dashは、コマースとコンテンツの主要プレーヤーである短編動画を活用したマーケティングプラットフォームであり、10X10（テン・バイ・テン）と29CMを率いたCEOのイ・チャンウ氏の第3の挑戦だ。

Dot Slash Dashは、SNSとコマースが結合した形態で、クリエイターにファンを集める機会を、ブランドにはマーケティングに必要なコンテンツを提供する。簡単に言うと、ユーザー個人がDot Slash Dashのマイページに収録した自身のコンテンツをベースに、多様なブランドと一緒にマーケティングプロジェクトを進行することができ、ブランドはブランド関与度が高いユーザーが作成した高品質のコンテンツ確保ができるということだ。また、このようにアップロードされたコンテンツはDot Slash Dashが選んで紹介しているため、一般ユーザーはSNSの動画マガジンとしてコンテンツを消費することができる。

Dot Slash Dashは、プラットフォームを通じてクリエイター、ブランド、消費者が多様な形態の商品を企画し販売できるように積極的に支援する計画だ。特に、今回誘致した投資金は、昨年開始したサービスを本格的に推進し、人材開発をはじめとする優秀な人材の確保に注力するために活用すると発表した。今後、グローバル展開も視野に入っており、そのための基盤づくりも並行して取り組む予定だ。

Dot Slash Dashのイ・チャンウ代表は「これまでのEコマース市場はオフラインでの購買形態をオンライン化させて成長してきたが、これからは個人が生産し、ファンに販売し、これを資産化して流通する『NFTを通じたデジタル商品』を中心に市場構造が変化すると思う」とし、「Dot Slash Dashの時代は、クリエイターをブランディングし、彼らが作ったデジタル商品をNFTとして資産化し、マーケティングをする新しいプラットフォームとして未来の市場再編に重要な役割を果たすだろう」と述べた。

今回の投資を主導したフォレストパートナーズの代表は「多くの創業を経験したイ·チャンウ代表とチームの力量に対する信頼を基に、ショートフォームコンテンツ映像に賢くコマースを組み合わせて問題を解決していく方法が興味深かった」とし「コンテンツを生産するクリエイターの役割がマーケティング面でより重要になると予想されるが、既存市場のインスタグラム、フェイスブック、TikTokとは差別的なマーケティングプラットフォームであり、グローバル市場での成長潜在力が期待される」と投資理由を明らかにした。

原文：숏폼 기반 마케팅 플랫폼 ‘닷슬래시대시’, 50억원 규모 프리 A 투자 유치 – 스타트업 스토리 플랫폼 '플래텀(Platum)'