クリエイターネットワーク企業「Parable Entertainment」、NAVERZ から資金調達

グローバルクリエイターネットワーク企業のParable Entertainment（パラブルエンターテイメント/以下、パラブル）がNAVER Zから資金調達をした。金額は非公開だ。

Parable Entertainmentは韓国代表クリエイター専門企業の1つだ。クリエイターの成長と収益化を支援するのが主な事業モデルだ。Twitch（ツイッチ）、YouTubeなどで活動する150人余りのクリエイターたちと長期専属契約を結んでいる。

パラブルのキム・ヨンビ代表は「パラブルはこの間『チャンネル(Channel)』ではなく『創作者(Creator)』中心の会社として運営してきており、今後もクリエイター中心の会社になるだろう」とし、「Youtubeを含め数多くのプラットフォームで活動できるデジタルクリエイターのための会社になる」と明らかにした。

パラブルは今回の投資の他にも後続の資金調達を通じて確保した資金でコンテンツ製作力量を強化する計画だ。また、オリジナルコンテンツIP開発、メタバースコンテンツ制作などに投資する。

キム代表は「このように確保された力量でクリエイターのアイディアを大型コンテンツで現実化できるよう支援する」とし、「メタバースはもちろん、実写基盤のウェブ芸能とOTT、ドラマなどグローバルデジタルコンテンツ製作会社になるだろう」と抱負を明らかにした。

今回投資を進めたNAVER Z関係者は「パラブルは長い間韓国の代表的なクリエイターの中心的な役割をしてきた会社であり、その過程で製作力量を蓄積してきたし、特に最近注目されるメタバースコンテンツ分野に強みを持つ企業と見ている」として「ZEPETOを中心にNAVER Zのメタバースプラットフォームと中長期的協力関係を構築するために持分投資形態で協業することにし、特にゼペット基盤の多様なメタバースコンテンツを共同製作しようと思う」と明らかにした。

パラブルは最近、韓国のライブ放送市場で流行しているメタバースやバーチャルコンテンツの中心にある会社だ。所属しているクリエイターであるwoowakgoodは9月17日に行った「お笑い歌謡祭」はTwitchを通じて8万人が同時視聴し、7つのミュージックビデオのYoutube動画をはじめとする関連動画の再生数は10月20日基準で累積3,200万回を越えた。

パラブルのキム・ヨンビ代表は「パラブルはクリエイターが準備しにくい大型企画コンテンツを支援し、若い世代とグローバル視聴者が熱狂できる新しいフォーマットのコンテンツ創作を支援する」と付け加えた。

原文：https://platum.kr/archives/194954