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「どこでも勤務時間さえ守ればOK」 勤労革新に乗り出したスタートアップ

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「どこでも勤務時間さえ守ればOK」 勤労革新に乗り出したスタートアップ

Woowa Brothersがしい勤務形態の実験に乗り出す。来年からは勤務場所と勤務時間の両方を社員がそれぞれ選択して働けるようになる。

Woowa Brothersは13日、役職員全体を対象に行ったオンライン発表で、勤務地自律選択制および選択的勤労時間制計画を発表した。

この日の全社発表でキム·ボムジュン代表は「私たちが仕事をより上手にするために自律を基盤とした選択的勤務制度を拡大することにした」と制度導入趣旨を明らかにした。

来年1月1日から導入予定のWoowa Brothersの「勤務地自律選択制」によれば、社員全員が勤務時間中にどこでも連結され業務できる勤務場所を自律的に選択できるようになる。オフィス出勤、在宅の他に勤務できる条件が整っているその他の場所や海外だとしても関係ない。

ただし、時差がある場合、韓国時間基準の「コワーク(co-work)タイム(社員間の円滑な業務コミュニケーションのために必須で勤務しなければならない時間)」を含む本人の勤務時間だけを遵守すれば良い。

勤務場所だけでなく勤務時間も自律選択に転換される。今年初めに導入された「個人別時差出退勤制」からさらに進み、来年からは柔軟勤務制の一環である「選択的勤労時間制」を導入するということだ。

これによると、既存の1日7時間(月曜日は4時間)、週32時間基準から月単位の総勤務時間内で個人の業務スケジュールとコンディションなどによって自律的に業務時間を分配できるようになる予定だ。例えば、ある週には20時間だけ勤務し、もう少し業務に没頭が必要な週には50時間勤務することも可能になる。

今年の年末までは6月から適用中の週1回のオフィス出勤を維持する予定だ。

Woowa Brothersは2015年1月、国内で初めて月曜日午後1時に出勤する週4.5日制導入に続き、2017年3月には週37.5時間から2時間30分を短縮した週35時間を導入した。2018年7月には柔軟な勤務形態のために部署別時差出退勤制を導入し、2019年4月には包括賃金制も廃止した。 今年1月には業界に大きな反響を起こした週32時間制を導入したのに続き、個人別時差出退勤制も適用して施行中だ。

Woowa Brothersのキム·ボムジュン代表は「新型コロナウイルスなど色々な状況を体験しながら勤務環境に対する社員の考えとニーズがますます変化していることを確認でき、これに伴い漸進的に自律勤務制度を導入しようとした」とし「Woowa Brothersの核心価値である『規律上の自律』を保障する勤務制度の下でより効果的で効率的に仕事をする文化を作っていくことが目標」と述べた。


yanolja、健康的な勤務環境を造るために「テラフィット」導入

グローバルレジャープラットフォーム企業yanolja(ヤノルジャ)が健康な勤務環境づくりのために「テラフィット」を導入する。

テラフィットは会社員がよく経験している身体の痛みに対する原因を把握し、痛みの緩和と体型改善を支援するヘルスケアプログラムだ。 昨年役職員を対象にテスト運営した結果、参加職員94%以上が満足し公式福祉プログラムとして導入した。

yanoljaは社屋内のテラフィットセンターを正式オープンし、専門セラピーターとともに定期的な管理プログラムを提供する。専門体型測定装置を活用して痛み及び体型変形の原因を分析し、筋膜弛緩マッサージと矯正ストレッチ·運動などを進行する。 yanoljaは役職員のテラフィット参加を積極的に奨励し、健康管理と業務効率向上を図る計画だ。

yanoljaのシム·ヨンソク経営コネクト室長は「テラフィット導入を通じて役職員の健康を増進し、より安全で健康な勤務環境を構築すると期待する」とし、「今後も多様な福利厚生プログラムを用意し業務効率と役職員満足度を同時に向上する計画」と述べた。

一方、yanoljaは「テックオールイン(Tech All-in)」ビジョンを宣言し、グローバル基準に合った新規システム導入、R&Dへの投資強化、グローバル人材誘致などを推進中だ。これに対し昨年6月から常時遠隔勤務制を無期限施行しており、拠点オフィス·座席共有制·ワーキングなどを運営し柔軟な勤務環境造成に努めている。


エドテックスタートアップ「ミルタンPT」全職種で人材採用

1対1で行うオンラインパーソナル教育プラットフォームである「ミルタンPT」を運営するihateflyingbugs(アイヘイトフライングバグス)が下半期に大規模な採用に乗り出す。

ミルタンPTは、塾や課外授業、インターネット講義の良いところを活かして作られた「Personal Teaching」教育システムで中学・高校の英語や数学の学習を提供するオンラインサービス。20万人の累積ユーザーと12億件にも及ぶ学習データをベースに、パーソナライズ化された内申対比と講師の水準の高い講義、密着した学習管理まで加えた「Personal Teaching 」を提供する。ミルタンPTは累積投資金額が435億ウォン(約45.7億円)を記録し、約1年間で従業員が3倍以上増えるなど成長傾向を見せている。 最近では汝矣島(ヨイド)パークワンタワーに会社を移転し、俳優のイ・ビョンホンをモデルに抜擢することで攻めた広告キャンペーンをしている。

ミルタンPTは、月に2桁の規模で人材採用を進めており、サービスの成長とともにエドテック市場をリードするという構想を立てている。採用部門は、英語・数学分野の非対面スタッフ、英語・数学コンテンツ部、オンライン英語・数学講師、販売部、マーケティング部、ブランディング部、製品部、経営支援部などがある。採用フローは、書類審査、テスト、インタビューの順で進められ一部の過程が省略または追加されることもある。

英語・数学非対面スタッフの場合、月に40名以上の採用を目標にしている。非対面スタッフが自社の学習管理システムやメッセンジャーで学生を管理し教材の設定、学習資料の配布、スケジューリングなどを通じて個人に合わせた学習を提供する。新卒・既卒ともに志願が可能だ。志願者には面接時にミルタンのオフィスまで気軽に来られるようにタクシーを提供する。ミルタンPTのパク・チャニョン代表は「今回の大規模採用を通して教育市場のデジタル転換を推進し、全ての学生が地域や所得に関わらず良質な教育コンテンツを受けられるようにしたい」とし、「ミルタンPTのミッションに共感する方々が多く志願してくれることを期待している」と話した。


原文:https://platum.kr/archives/189348

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Platum

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