「CTEE」クリエイター利用者1万人突破...アジア市場進出目前

NINEAM（ナインエーエム）のクリエイタービジネスソリューション「CTEE（クティ）」を利用する韓国クリエイター利用者数が1万人を突破した。

CTEEは、YouTube（ユーチューブ）、tiktok（ティックトック）、Twitch（ツイッチ）、Instagram（インスタグラム）など、様々なメディアプラットフォームで活動するクリエイターがコンテンツを販売したり、ファンからの支援を受けて即座に収益を創出できるウェブベースのビジネスソリューションだ。

個人のメディア市場が急速に変化する中、毎年300%以上成長してきたCTEEは現在、月数十万ウォン（数万円）から数千万ウォン（数百万円）に及ぶ収益を生み出す1万人の利用者を確保し、韓国市場でコンテンツクリエイターのためのサービスとして定着している。クリエイターをサポートする会員の数は50万人、昨年の月平均アクティブユーザーは約20万人だ。

LINEとソフトバンク合弁会社のCVCであるZVCなどからプレAラウンド資金を調達したNINEAMは、2023年6月に中企部のTIPS（ティップス）に選定されるなど、チームの能力とサービスの成長可能性が認められ、最近6ヶ月間、毎月サービス売上が40%ずつ増加し、月BEP（損益分岐点）を達成するなど、安定的な運営を基に韓国市場シェアを持続的に拡大している。

また、2024年1月CTEEサービスの日本進出（ctee.jp）を皮切りに、台湾、シンガポール、マレーシアなど、アジア各国のクリエイター向けのサービスローカライズにも着手する計画だ。

NINEAMのシン・ヒョジュン代表は、「われわれのチームが長期間の努力の末に達成した『1万人のクリエイター利用者達成』により、市場内でCTEEの発展可能性について確信を持つようになった」とし、「フォロワー500人だけでも月100万ウォン（約11万円）レベルのデジタルコンテンツ収益を創出できる時代が到来したにもかかわらず、1000万人と推定されるアジアのクリエイターのためのビジネスソリューションがない状況は、われわれにとって大きなチャンスだ」と述べ、アジアを代表するクリエイターエコノミースタートアップとしての成長への抱負を明らかにした。

原文：https://platum.kr/archives/221685