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EGNIS、KOSDAQ上場推進…HANA証券主管社選定

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EGNIS、KOSDAQ上場推進…HANA証券主管社選定

フードテック企業EGNIS(イグニス)が、KOSDAQ(コスダック)上場のためにHANA(ハナ)証券を主管社に選定した。

EGNISは、2014年に設立されたスタートアップで、韓国のタンパク質フード市場を開拓してきた「LABNOSH(ラボノッシュ)」を筆頭に、ソーダドリンク「CLOOP(クループ)」、鶏むね肉「ハンキトンサル」とこんにゃく飯で有名な「GROCERY SEOUL(グロセリーソウル)」まで、計4つのフードブランドを保有している。昨年売上947億ウォン(約104億円)を記録して黒字転換に成功し、2025年内に上場予備審査を申請する計画だ。

EGNISは、2022年に缶を再密封できる開閉型ストッパー(XO-Lid)を開発したドイツ企業「Xolution(エクソリューション)」を買収し、生産工程を拡張してグローバル飲料ブランドに製品を供給している。該当ストッパーが適用されたGallo(ギャロ)のハイボール製品(High Noon)が、米国蒸留酒市場で昨年販売1位を占めるなど、米国市場に急速に進入している。

このようなグローバル成長性が認められ、昨年9月、Mirae Asset(未来アセット)キャピタル、MAGNA  INVESTMENT(マグナインベストメント)、KOLON INVESTMENT(コーロンインベストメント)、ハンファ投資証券などから348億ウォン(約38億円)のシリーズB資金を調達し、設立以来これまでの累積資金調達額は476億ウォン(約52億円)だ。

EGNISは既存フードブランドの堅固な成長と、Xolution開閉型栓のグローバル売上拡大に加え、今年の事業領域を拡大し収益性を高める計画だ。今月初め、健康機能食品ブランド「Dr+LABNOSH(ドクターラボノッシュ)」を発売し、上半期中にビューティーブランドも披露する予定だ。

EGNISパク・チャンホ代表は「設立以来フードブランドをベースに成長してきたが、今年を基点に健康機能食品や美容市場などの新たな領域に挑戦し、ブランドのデベロッパーとして位置づけたい」とし「開閉型ストッパーがグローバル市場で好反応を見せているだけに、缶のフタの新しい標準になるよう努力をし、グローバル売上を育てていく」と明らかにした。



原文:https://platum.kr/archives/221555


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