Welfare Union、MYSCなどからのシリーズA資金調達

Welfare Union、MYSCなどからのシリーズA資金調達

シニア向け個別対応型ケアフード及び栄養ケアの総合サービスを提供するWelfare Union（福祉ユニオン）がMY Social Company(MYSC)とGAIA Venture Partners（ガイアベンチャーパートナーズ）からシリーズA資金調達をした。

Welfare Unionは、シニアの栄養供給とケアに関する総合サービスを提供するため、2011年11月に設立した。Welfare Unionは、米をベースにした嚥下（えんげ）補助食「ヒョバン」を開発する一方、個別対応型のケアフードを提供する給食サービスを展開。高齢や病気など様々な理由で咀嚼（そしゃく）、嚥下、消化が困難なシニアや障害者などに摂取しやすい安全な食事を提供している。

また、製品とサービスの提供を通じて、状況に合った十分で安全な栄養ケアサービスへのアクセスが困難な層の栄養摂取と健康維持に貢献することで、社会的ケアが必要な層の福祉と生活の質向上に貢献しようと努力している。

Welfare Unionは、長年蓄積したシニア向けケアフードの開発および給食サービス力を基に、来るべき高齢化時代に多様な嚥下支援食を開発、普及させ、長期療養施設対象のシニア向け宅配給食に特化したソーシャルフランチャイズを全国的に拡大していく計画だ。また、日本のケアフードのリーディングカンパニーであるNUTRI（ニュートリ）との提携及び協力を通じて、新製品ラインの拡大やプレミアムケアフードの委託給食を推進し、シニア層の多様なニーズを反映した栄養ケア総合サービスとしての地位を確立したい考えだ。

MY Social Companyの関係者は「高齢化が加速する時代にシニア層の栄養摂取とケアの問題に注目し、特化した製品とサービスを通じて問題を解決しようとするWelfare Unionの挑戦を応援し、社会サービス企業として成長することに期待している」と話した。

Welfare Unionのチャン・ソンオ代表は「今回の投資を通じて、ケアフード市場参入のためのスマート栄養ケアプラットフォームの開発及び宅配給食フランチャイズ事業を本格的に推進し、食事面で高齢者や障害者が差別されず、十分に栄養を満たすことができるエコシステムが作れるようにしたい」と意気込みを語った。

原文：https://platum.kr/archives/228420