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Wantedlab、2023年売上高397億ウォン、営業利益16億ウォン⋯ "黒字傾向維持"

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Wantedlab、2023年売上高397億ウォン、営業利益16億ウォン⋯ "黒字傾向維持"

HRテック企業Wantedlab(ウォンテッドラボ)が、昨年売上397億ウォン(約45億円)、営業利益16億ウォン(約1億8000万円)を記録した。

採用部門の売上高は317億4000万ウォン(約35億7360万円)を記録した。セールス強化とマーケティング費用の効率的な執行で、主要な採用指標の成長を達成した。個人会員数は前年比15%増の323万7000人、企業顧客数は27%増の2万6000余りに達する。特に、マーケティング費用を前年比50%削減したにもかかわらず、応募数は36%成長し、過去最大の217万8000件を記録した。企業の採用心理が鈍化する中、個人や企業の顧客獲得などを成功させることで、今後の景気回復に伴う売上回復の基盤を構築したのである。

新事業の売上高は79億3000万ウォン(約8億9283万円)で、前年比26.3%増加した。全体の売上高に占める割合も12.5%から20%に大幅に上昇した。特に、キャリア事業部の売上が98%増の23億2000万ウォン(約2億6120万円)を記録し、目まぐるしい業績を上げた。これは、多数の教育機関および地方自治体とのパートナーシップによるWanted就職支援システム(EAS、Employment Assistant System)の導入拡大などの成果である。採用連携型教育事業「PRE-ONBOARDING(プレ・オンボーディング)シリーズ」の教育生も、815%増の4万8000人を達成した。フリーランスマッチングサービス「Wanted Gigs(ウォンテッドギグス)」を提供するGigs事業部の売上高は、4%増の50億5000万ウォン(約5億6858万円)を記録した。HRソリューション事業部の「Wanted Space(ウォンテッドスペース)」の売上は57%成長した3億3000万ウォン(約3715万円 )を達成し、利用企業数は80%増の1万300社、累積利用者数は43%増の6万3000人を記録した。

またWantedlabは、多数のAIサービスを開発し、蓄積したノウハウと同社が保有するHRの専門性を基に、様々な新事業に進出した。関連して、サブスクリプション型生成AI開発ツール「Wanted LaaS(LLM-as-a-Service)」をリリースし、日本子会社「Wanted Japan」から日本進出を希望する企業を対象に、支社長などの中核人材採用と法人設立を支援する「日韓進出支援プログラム」を発表した。優秀なAI技術力を保有するHR企業としての地位を強化し、新成長動力の準備に積極的に取り組んでいるのだ。

Wantedlab関係者は、「昨年の全体的な採用景気の減速にもかかわらず、効率的な費用執行とセールス強化で、景気回復後の成長基盤を作った」とし、「今年は積極的な職種拡大による採用部門の売上拡大と新事業部門の売上比率拡大に集中する」と述べた。

一方Wantedlabが発表した1月の採用指標によると、企業の採用心理を示す主要指標である新規募集数と合格数ともに増加したことが分かった。新規募集数は4981件、合格数は1004件である。



原文:https://platum.kr/archives/222556


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