Wantedlab、DIGITAL HEARTSと日韓スタートアップ両国進出支援に手を組む

Wantedlab、DIGITAL HEARTSと日韓スタートアップ両国進出支援に手を組む

HRテック企業であるWantedlab（ウォンテッドラボ）がDIGITAL HEARTS（デジタルハーツ）と日韓スタートアップの両国進出支援のための業務協約を締結した。

DIGITAL HEARTSは2001年に日本で設立され、ゲームやエンターテイメント業界にサービスを提供している。特にゲーム内のバグを検出するデバッグ事業で圧倒的なシェアを占めている。日本本社をはじめ、アメリカとアジアにグループ会社があり、韓国ではDIGITAL HEARTSソウルがサービスを提供している。

今回の協約でWantedlabは、日韓スタートアップの両国進出のための踏み台として、その役割をさらに拡大する計画だ。スタートアップの成功的な市場定着を密接に支援するため、DIGITAL HEARTSと手を組んだ。DIGITAL HEARTSは両国のスタートアップを対象に翻訳、LQA（Localization Quality Assurance（現地化品質保証サービス）のようなローカライゼーションサービスをはじめ、現地マーケティング、CSなど、事業運営に必要な様々なサービスを提供する予定だ。

Wantedlabは、韓国進出を希望する日本のスタートアップにWantedlabのHRサービスとネットワークを活用し、人材採用や法人設立に必要な諸活動を支援する計画だ。日本進出を目指す韓国スタートアップには、日本子会社「Wanted Japan」の「日韓進出支援プログラム」を通じて、日本進出企業を対象に支社長など中核人材の採用と法人設立を支援する。法人設立後は、事業拡大段階に応じた詳細職種の採用も支援する予定だ。

Wanted Japanのカン・チョルホ代表理事は「今回の協約により、韓国および日本市場に進出しようとする両国のスタートアップは、法人設立から現地化まで、より体系的な支援を受けることができるようになる」とし、「今後も両国のスタートアップエコシステムが共に発展してシナジー効果を発揮し、より多くの企業が成長できるよう、様々な活動を展開していく」と述べた。

DIGITAL HEARTSソウルのチェ・ヒャンスク最高戦略責任者（CSO）は「韓国市場で急成長しているHRテック企業であるWantedlabとの協業関係により、DIGITAL HEARTSが長年培ってきた豊富な経験を基にしたクオリティの高いサポートサービスを、より多くの企業に提供することが可能になる」とし、「韓国企業だけでなく、多くのグローバル企業がDIGITAL HEARTSと協業パートナーになることを期待している」と述べた。

原文：https://platum.kr/archives/223399