コンテンツ企業に投資の機会を 韓国・京畿道がバリューアップスタートアップ資金調達プログラム推進

コンテンツ企業に投資の機会を 韓国・京畿道がバリューアップスタートアップ資金調達プログラム推進

韓国・ソウル近郊の京畿道（キョンギド）と京畿コンテンツ振興院がコンテンツ企業に更に多くの資金調達の機会を提供するため、「京畿バリューアップスタートアップ資金調達プログラム」を推進する。

「京畿バリューアップスタートアップ資金調達プログラム」は、京畿道内のコンテンツ企業の資金調達の機会を拡大するためにつくられた官民協力事業だ。京畿道は昨年、コンテンツの有望企業への投資に意欲を見せる投資パートナー企業と業務協約を結び、「京畿バリューアップインベストパートナーズ」投資専門家グループをつくった。造成されたファンドは、資金調達を希望するコンテンツ企業に支援する予定だ。

京畿道は「京畿バリューアップスタートアップ資金調達プログラム」をバリューアップ投資相談、シードバリューアップ、プレAバリューアップ、メタバースバリューアップ、京畿コンテンツ創業企業機会ファンド（ネクシードファンド）の5段階で運営する。

バリューアップ投資相談は、企業の基礎診断から法律相談まで常時コンサルティングを受けることができる事業で、1回限りのコンサルティングではなく、フィードバックをやり取りする、需要に合わせた問題解決型コンサルティングだ。

シードバリューアップは、官民協力の小規模ファンドで、京畿道の出資金の2倍以上を民間資本から出資して10億ウォン（約1億1,200万円）前後のファンドを組成し、結成額全額を京畿道内のコンテンツ初期企業に投資する。

プレAバリューアップは、民間投資家と京畿コンテンツ振興院が共に有望企業を発掘し、成長支援をする事業で、企業価値評価、IRピッチング支援などの成長（アクセラレーティング）プログラムを支援する。

メタバースバリューアップは、技術融合分野（メタバース/VR/AR）のコンテンツ企業を対象に、成長（アクセラレーティング）プログラムを支援する。

京畿コンテンツ創業企業機会ファンド（ネクシードファンド）は、韓国のファンド・オブ・ファンズと連携して「コンテンツIP」、「コンテンツ新技術」活用分野の成長段階のファンドを造成する予定だ。

京畿道の関係者は「京畿バリューアップスタートアップ資金調達プログラムは、コンテンツ創業企業の投資エコシステムを活性化するための需要に合わせたプログラムだ」と説明し、「資金調達の支援を成長段階別に支援する予定であり、多くの京畿道内のコンテンツ企業がこのプログラムを通じて資金調達の機会が拡大できることを期待している」と話した。

京畿道では、道内の有望コンテンツ企業の「発掘・育成・投資」の同伴成長を目指す官民協力「シードバリューアップ」ファンドの運用も募集中だ。

原文：https://platum.kr/archives/225890