LionRocket、米Millennium New Horizonsから資金調達

LionRocket、米Millennium New Horizonsから資金調達

ウェブトゥーン生成型AIスタートアップであるLionRocket（ライアンロケット）が、シリコンバレーのディープテック専門投資会社であるMillennium New Horizons（ミレニアムニューホライズンズ）から資金を調達した。投資規模は非公開だ。

Millennium New Horizonsは、すでに都心航空モビリティのリーダーであるJoby（ジョビー）航空をはじめ、最近生成型AI部門で注目されているCoreWeave（コアウェーブ）、ヨーロッパの「OpenAI（オープンエーアイ）」と呼ばれるMistral AI（ミストラルエーアイ）、イーロン・マスクのxAIなどに投資している。

今回の投資をもとにLionRocketは、技術力を高度化し、独自のAI技術力を通じてグローバルウェブトゥーン市場の拡大を目指す。

LionRocketは、フォーブス誌が選定した「2021年アジア30歳以下のリーダー30人」に選ばれた3人の生成型AIエンジニアが創業して以来、生成型AI技術力で韓国と日本の15以上のコンテンツ会社と具体的な協業を進めるなど、グローバルイメージAIブランドとして成長している。

LionRocketの代表的な画像生成型AIサービスはGenvas（ジェンバス）である。Genvasは、独自のキャラクター固定技術力と動作制御技術により、従来より10倍速いウェブトゥーン制作速度と50%抑えた価格が強みだ。LionRocket独自の学習アルゴリズムを活用し、わずか10枚の学習用画像で、高品質のキャラクターを固定・実装することが可能だ。

Millennium New Horizonsジェイ・チョン代表は「LionRocketは、画像生成AIで最も重要なキャラクター固定（Character Consistency）問題を解決し、ウェブトゥーン制作プロセスを速いスピードで革新している」とし、「今回の資金調達が、LionRocketのグローバルウェブトゥーン/アニメ制作プロセスを加速させる基盤になると期待している」と述べた。

LionRocketチョン・スンファン代表は、「LionRocketは、独歩的な画像生成AI技術力で、現在、韓国、日本をはじめとするグローバル15社以上の企業と協業している」とし、「今後も、ウェブトゥーン生成型AI技術を提供するGenvasにより、K-ウェブトゥーンがグローバルで、より早く影響力を発揮できるよう支援していく」と述べた。

原文：https://platum.kr/archives/229059