yanolja、2023年第2四半期連結基準売上1,684億ウォン…取引額51％成長

グローバルトラベルテック企業yanolja（ヤノルジャ）が、2023年第2四半期連結基準財務実績を公開した。

yanoljaは韓国採択国際会計基準（以下K-IFRS）、2023年第2四半期連結売上高1,684億ウォン（約186億円）を記録した。前年同期（1,436億ウォン、約159億円）比17%増加した数値だ。無形資産償却およびストックオプション費用などを除いた調整EBITDA（償却全営業利益）は-45億ウォン（約-5億円）で、R&D投資とブランドマーケティング活動などが反映された。

部門別に見ると、yanoljaプラットフォーム部門の売上は、前年同期比3％成長した876億ウォン（約97億円）、調整EBITDAは98億ウォン（約10億円）だ。yanolja cloud（ヤノルジャクラウド）部門の売上は20％成長した308億ウォン（約34億円）、調整EBITDAは-66億ウォン（約-7億3000万円）だ。InterparkTriple（インターパークトリプル）の売上高は579億ウォン（約64億円）と70％伸び、社名変更によるブランドマーケティングキャンペーンや先制的なR&D投資費用などの増加で、調整EBITDAは-80億ウォン（約-8億8000万円）を見せた。

一方yanoljaは、第2四半期の取引額基準で1.4兆ウォン（約1548億円）を記録し、前年同期比51％成長した。急増する海外旅行需要に先制対応するため、海外旅行および航空サービスを発売すると同時に、グローバル事業の均等な成長により、堅調な売上-取引額の成長傾向を続けているだけに第3四半期の好実績が期待される。

部門別では、第2四半期yanoljaプラットフォームの海外宿泊取引額が、前年同期比900％以上増加した。yanolja cloudはチャネリング事業の成長とグローバル事業拡大の影響で6%増加した906億ウォン（約100億円）の取引額を見せた。InterparkTripleもまた、海外旅行-航空取引増加の影響で、前年同期比135%増加した8,733億ウォン（約965億円）を記録するなど、yanolja買収以後、急速な成長傾向を見せている。

yanolja関係者は「市場の変化に先制対応し、第2四半期の取引額が1.4兆ウォン（約1548億円）を記録、売上に比べても高い成長率を見せた」とし、「国内と海外の宿泊・レジャー・航空など全領域で均等な成長傾向を示している」と述べた。続いて「今年第3四半期からは、グローバル事業および海外旅行サービスの成長とともに、ピークシーズンの実績反映、GGT（Go Global Travel）の買収効果で、全体的な売上と利益の改善が期待される」と付け加えた。

原文：https://platum.kr/archives/212716