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Hashed、日本のバーチャルユーチューバープラットフォーム「IZUMO」にシード投資

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Hashed、日本のバーチャルユーチューバープラットフォーム「IZUMO」にシード投資

Hashed(ハッシュド)が日本のバーチャルユーチューバープラットフォーム「IZUMO(イズモ)」の開発会社AnotherBall(アナザーボール)にシード投資した。

今回の投資は1,270万ドル(約19億円)規模だ。韓国の投資会社Hashedと日本のベンチャーキャピタルANRIが共同で投資をリードし、Global Brain(グローバルブレイン)、Globis Capital Partners(グロビスキャピタルパートナーズ)、Sfermion(スファミオン)、HashKey Capital(ハッシュキーキャピタル)、Everyrealm(エブリリアルム)、Ethereal Ventures(イザリアルベンチャーズ)、Emoote(イムート)などの有力投資会社のほか、Crunch Roll(クランチロール)の創業者のKun Gao(クン・ガオ)氏ら個人投資家が参加した。AnotherBallの累積投資額は計1,480万ドル(約22億1,000万円)で、新規投資資金を事業拡大に使用する計画だ。

IZUMOは、人工知能ベースのバーチャルユーチューバーAilis(アイリス)のプロジェクトをはじめ、チェンソーマン、ポケモンGO、ソードアート・オンラインなど、日本の有名アニメに貢献したアーティストが参加した「SAI by IZUMO」のような先導的なプロジェクトを実施してきた。

IZUMOは、これまでのプロジェクトで得たノウハウをもとに、現在、世界中のクリエイターがファンとつながり、コンテンツを収益化できるプラットフォームを開発中だ。当該プラットフォームのベータ版は2024年第1四半期(1~3月)に発表予定で、今後、全体公開も開始する予定だ。

AnotherBallの大湯俊介代表は、「IZUMOでは、バーチャルが未来をリードすると信じている」とし、「IZUMOはこのような文化をサポートするために、Ailis、SAIなどのキャラクターや関連技術の領域で多くの挑戦をしており、2024年には我々が得た教訓を統合したサービスを立ち上げる計画だ」と話した。

今回のラウンドをリード投資したHashedパートナーのキム・ペクキョム氏は、「アニメーションとクリエイターエコノミーの交差点に位置するIZUMOは、潜在的なバーチャルとコンテンツクリエイターを育成する最前線にいる」とし、「IZUMOはAIと新技術の利点を十分に活用し、持続可能な方法でシームレスな参加と活用を支援している」と語った。



原文:https://platum.kr/archives/218148



/media/Platum
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