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企業マーケティングのためのインフルエンサーを発掘…featuringが日本市場へ進出

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企業マーケティングのためのインフルエンサーを発掘…featuringが日本市場へ進出

人工知能(AI)を使ったインフルエンサーのデータ管理企業featuring(フィーチャリング)が、日本の総合広告代理店であるフラッグ(Flag)とパートナーシップ契約を締結し、日本市場進出に乗り出すことを14日明らかにした。

featuringは、2019年にKakao(カカオ)出身者らが中心となって設立したインフルエンサーのデータ管理スタートアップだ。オンライン上のすべてのインフルエンサーをデータ化し、誰でも簡単にインフルエンサーマーケティングを行えるように支援している。

主なサービスには、インフルエンサーマーケティングを希望する顧客にインフルエンサーの影響力を分析してマーケティング戦略とキャンペーン自動化システムを提供する「featuring」や、インフルエンサーが自ら影響力を管理できるようにする「seenamon(シナモン)」などがある。

現在、Cheil(チェイル企画{18,480ウォン ▼140 -0.75%})、LGエレクトロニクス(LG電子{98,200ウォン ▼800 -0.81%})、Kakao(カカオ {60,000ウォン▲5,100 +9.29%})、Shinsegae(新世界{182,500 ウォン ▼2,100 -1.14%})、 LF (13,610ウォン▼200 -1.45%)、 CJ OLIVE YOUNG(CJオリーブヤング)などの大企業を含む約9,500社にサービスを提供している。

featuringは、日本に適したサービスを提供するために今回のパートナーシップを締結した。フラッグは、featuringのソリューションをベースにインフルエンサーのマーケティングソリューションを共同開発し、日本での事業展開に協力する。featuringが開発を担当し、フラッグがセールスとマーケティングを担当する。

フラッグは東京本社を含む日本国内8カ所と、米国のロサンゼルスに拠点を置いている。Google、NETFLIX、Amazon、Spotify、アサヒ、ソニーなど様々なグローバル企業にサービスを提供している。日本現地版のfeaturingサービスは7月にリリースされる予定だ。

featuringは今回のパートナーシップをもとに、日本のインフルエンサーのデータを確保し、クロスボーダー(国境を越えた)マーケティングソリューションに進化することを目標としている。Instagram、YouTube、tiktok、NAVERブログなど、既存の4つのプラットフォームにX(Twitter)を追加して、5つのプラットフォームにサービス範囲を拡大する。

featuringのチャン・ジフン代表は、「データを活用することでインフルエンサーマーケティングの成果予測を可能にしたことが市場で反響を呼んでいる。今回のパートナーシップは、featuringの海外進出の第一歩となるだろう」と述べた。



原文:https://www.unicornfactory.co.kr/article/2024021410030164574



/media/UNICORN FACTORY
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UNICORN FACTORY

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