AIローカライゼーションプラットフォーム企業HiveMind(ハイブマインド、キム・ドンウク代表)が、韓国南部の釜山(プサン)市と釜山技術創業投資院が主管する「2026ブニコーンビルド育成事業(釜山初期開業パッケージ)」に最終選定された。

Bunicorn(ブニコーン)は釜山(Busan)とユニコーン(Unicorn)の合成語で、釜山市が成長可能性が検証された高成長技術開業企業を選別し、ユニコーン企業への成長を戦略的に支援するために導入した、釜山型ユニコーン候補群ブランドだ。今年、釜山市は開業支援政策の最優先価値を「開業企業の成長」とし、予備(SEED)-初期(BUILD)-跳躍(BOOST)-釜山型ユニコーン(BUNICORN)につながる段階別支援体系を通じて、開業企業の発掘から成長、スケールアップ(拡張)まで全サイクルをあわせた釜山型の成長中心の開業支援モデルを構築した。

HiveMindが選抜されたブニコーンビルド育成事業(釜山初期開業パッケージ)は、ブニコーンの育成・支援事業のうち社歴1~3年未満の技術開業企業を対象とし、選定企業には事業化資金を最大4,500万ウォン(約476万3,000円、基本支援金1,000万ウォン、約105万円含む)と投資コンサルティング・メンタリング・投資会社ミートアップ・専門機関との連携など、実質的な投資力強化プログラムと後続のネットワーク支援が受けられる。

HiveMindのコア製品Aurorahは、テキスト・文書・画像・映像にわたって30以上の言語をサポートするエンドツーエンドのローカライゼーションSaaSプラットフォームだ。自動字幕生成から多言語翻訳、編集、提供まで一つのAIエンジンに統合したワークフローを提供し、放送局・OTTプラットフォーム・コンテンツ制作者を主要顧客群としている。特に平均100万字前後の長編ウェブ小説全体を単一の脈絡で処理し、ストーリーの流れ・キャラクターのセリフ・設定情報を一貫して維持する「長文脈絡維持」技術を核とし、AIによる下書き翻訳後に、翻訳家が専用エディターで検収・補完する協業構造で運営されている。HiveMindによると、KOLAS認証基準の韓国語音声認識エラー率(WER)は2.73%、翻訳品質指標BERTScore F1 0.89で、これは放送とOTTレベルの品質要件を満たす数値だ。

HiveMindは韓国の出版社Insightbriz(インサイトブリーズ)、Storinlab(ストリンラボ)とウェブ小説の供給契約を締結し、韓国のウェブ小説の日本語翻訳・ローカライゼーション作業を進めている。EO(イーオー)コンテンツグループをはじめとするコンテンツパートナー社との協約を通じ、活用領域を映像IP・Eコマースの画像翻訳などに拡大させている。また、人工知能産業融合事業団が主管した「2025年超格差スタートアップ1000+プロジェクト(MicroDIPS AXコンソーシアム)」で評価結果「最優秀」を獲得し、バーチャルクリエーター対象の多言語同時パブリッシングと公演現場でのリアルタイムによる字幕・翻訳の適用など、実証成果を上げた。

キム・ドンウク代表は「MicroDIPS最優秀評価とブニコーンビルド選定は、HiveMindの技術力と事業化力が国・地域の両方向で同時に認められた意味ある成果だ」とし、「1人創作者からグローバルOTTまで、AurorahがK-コンテンツの流通の標準インフラになるよう、日本を皮切りに、グローバル市場進出を本格化させていく」と話した。

HiveMindは今回のブニコーンビルド選定により、投資力強化プログラムとネットワーク連携支援を受け、グローバル市場拡大とともに跳躍段階での連携を準備していく計画だ。

原文:https://besuccess.com/?p=181814