Celltrionが日本最大のバイオクラスターである神戸バイオメディカルイノベーションクラスター(神戸医療産業都市、以下KBIC)と協力し、有望バイオスタートアップの育成に乗り出す。

CelltrionとKBICは8日、東京のライフサイエンスイノベーションネットワークジャパン(LINK-J)で説明会を開催し、「2026 KBIC-Celltrionグローバルスケールアッププログラム」を本格的に推進すると発表した。

今回の事業は、Celltrionが韓国内企業として初めて日本のバイオクラスターと共同で企画・運営する、初の日韓官民協力型オープンイノベーションプログラムである。スタートアップの技術検証・高度化にとどまらず、グローバル商業化の段階まで成長できるよう支援することが目標だ。

参加企業は今月から12月まで募集する。書類審査と発表審査を経て、来年3月に最終的に2社を選定する予定だ。

募集対象は革新技術を基盤とするバイオスタートアップで、Celltrionの技術ニーズと連携できる抗体、ペプチド、低分子化合物、抗老化分野が含まれる。最終選定企業は来年1年間、オーダーメイド型の育成プログラムに参加することになる。

Celltrionは選定企業との共同研究の機会を模索し、次世代パイプラインの発掘など実質的な協力成果を作り上げていく方針だ。

KBICは運営機関である神戸医療産業都市推進機構(FBRI)を通じて、スタートアップごとにオーダーメイド型のアクセラレーティングプログラムを提供する。研究開発、特許・知的財産権、資金調達、事業戦略など多様な分野の専門家を企業別にマッチングし、実質的なコンサルティングを支援する。

両者は投資機関との一対一ミーティングやデモデイの開催など、資金調達の機会も提供する計画だ。

Celltrionは、日本が保有する優れた基礎研究能力とインフラを自社のグローバル事業化経験と結びつければ、高いシナジーを生み出せると期待した。今回のプログラムを土台に、両国のバイオ産業間の協力基盤をさらに拡大する計画だ。

Celltrionの関係者は「今回のプログラムは韓国と日本の強みを組み合わせ、有望バイオスタートアップの成長を支援する協力モデルになるだろう」と述べた。

一方、Celltrionは神戸市に拠点オフィスを設置し、KBICなどと協力して日韓の官民協力プログラムを企画・運営してきた。Celltrionが育成した韓国内バイオスタートアップが日本現地のプログラムで優勝できるよう支援するなど、海外ネットワーキング拡大の機会を提供してきた。

原文:https://www.etnews.com/20260908000048