韓国の文化体育観光部(省)と韓国コンテンツ振興院は7月18日から20日まで京都市勧業館「みやこめっせ」で開かれた「BitSummit(ビットサミット)2025」で韓国共同館を運営し、Kインディーゲームのグローバル市場進出を支援した。
BitSummitは、毎年、京都で開催されるインディーゲーム専門の展示会で、世界各国の開発者やパブリッシャー、一般観覧客などが参加する国際イベントだ。
今回、韓国共同館には「ゲーム企画支援」事業を通じて発掘された△INDIRECT SHINE(インダイレクトシャイン、HARMA)△Team Tetrapod(チームテトラポッド、Staffer Retro)△BRAKIO STUDIO(ブラキオスタジオ、MODULE:BERSERK)△Dimension View(ディメンションビュー、Dimension Ascent)△KiwiSaurus(キウイサウルス、破滅のオタク)△Studio BBB(スタジオビービービー)の優秀なインディーゲーム開発会社6社が参加した。
韓国コンテンツ振興院は開放型構造の展示ブースを構成し、利用者のアクセシビリティを高め、自由な実演環境を設けた。観覧客を対象にはスタンプラリー、フィードバックアンケート、スチームウィッシュリストの登録など、体験型プログラムを運営して参加を促した。参加企業はBitSummitの公式開発者発表ステージでゲームを紹介し、開発経験を共有。観覧客と直接コミュニケーションを取った。
展示期間中、韓国共同館には計980人が訪れた。ビジネスミーティングやバイヤー現場ブースの来訪数は119件で、実質的な成果を収めた。
韓国コンテンツ振興院はイベント前日の7月17日、エースホテル京都で「韓国インディゲームショーケース(KOREA INDIEGAME SHOWCASE in BitSummit)」を開き、現地でゲーム産業関係者との交流の場を設けた。
イベントには日本のパブリッシャーをはじめとする関係者35人が参加し、参加企業は各自のゲームを紹介する発表を行った。続いて、自律ネットワーキングの時間には、日本のゲーム市場の特性と利用者の傾向、コンテンツ企画の方向性などについて活発に意見を交わした。
韓国コンテンツ振興院ゲーム新技術本部のキム・ナムゴル本部長は「BitSummitは韓国のインディゲームの創造性と完成度を海外で検証を受けることができる場だ」とし、「今後も海外展示を通じたビジネス連携と開発段階別カスタマイズ支援を通じ、K-インディゲームのグローバル進出基盤を拡大していく」と話した。
韓国コンテンツ振興院は、8月15日から17日まで、南部の釜山(プサン)で開催される「Busan Indie Connect Festival(釜山インディーコネクトフェスティバル、BIC」でもインディゲーム開発会社の展示参加を支援する予定だ。
<画像=韓国コンテンツ振興院は7月18~20日に、京都市勧業館「みやこめっせ」で開かれた「BitSummit 2025」に参加し、韓国共同館を運営した。>