ソウル経済振興院(SBA)が日本の流通チャネル、イトーヨーカドー(Ito-Yokado)と手を組み、東京都内の店舗でソウル中小企業単独のポップアップストアを開いた。「K-Beauty Park(K-ビューティーパーク)」という名称のこの店舗は、9月30日から10月6日までの7日間、イトーヨーカドー大森店1階のイベントスペースで運営された。ソウル企業製品に対する日本消費者の反応を調べ、現地市場に合った製品かどうかを直接確認しようとする催しだ。イトーヨーカドーは日本全国に店舗を持つ大型総合スーパーマーケットチェーンである。

ポップアップストアに入店する企業は現地バイヤーの審査を経て選んだ。SBAは昨年8月、日本でソウルのライフスタイル企業30社を対象にイトーヨーカドーのMD品評会を開き、このうち16社が最終参加企業に選ばれた。分野別ではビューティー企業が13社と大半を占め、フード・インナービューティーが2社、リビングが1社選定された。落選した企業にも現地バイヤーの製品評価と改善意見を盛り込んだフィードバックレポートが伝えられた。

選定企業が現地販売にのみ集中できるよう、SBAは販売準備過程の大部分を担った。日本輸出に必要な成分分析と認証対応を皮切りに、日本語ラベリング、パッケージの現地化、通関と物流を支援し、店舗演出(VMD)と什器制作まで手がけた。広報は日本のオンラインメディアでの記事配信とTikTok・Instagramインフルエンサーマーケティングなどを並行して行った。

SBAは今回のポップアップストアを、日本市場への進出に向けたテストの場と位置づけている。製品ごとの販売実績や現地消費者の反応を踏まえ、成果の良かった企業については、イトーヨーカドーへの正式出店に向けた協議を進める計画だ。さらに、イトーヨーカドーとの連携を強化し、ソウルの企業が日本市場へ進出するための足がかりを築く方針だ。

今回の催しは今年で4年目となる「グローバルリテールチャネル進出事業」の一環である。この事業は海外の主要流通チャネルと協力し、輸出商談会を通じたバイヤーフィードバック、認証、テストマーケティング、後続の入店まで段階的に企業を支援する。

イ・ジェフン ソウル経済振興院マーケティング本部長は「海外オフライン進出の核心は現地テストマーケティングを通じて市場性を確認し、これを実際の流通機会につなげることにある」とし、「今後もグローバルリテールチャネルとの協力を強化し、より多くのソウル有望企業が現地市場で可能性を検証し、実際の進出機会を確保できるよう、テスト事業を積極的に強化していく」と述べた。

原文:https://platum.kr/archives/295783