フィジカルAI企業Autonomous A 2Z(代表 ハン・ジヒョン)が、中小ベンチャー企業部と中小企業技術情報振興院が主管・主催する「2026年度 投・融資連携技術開発事業」の「グローバルTIPS(Global TIPS) 一般型」に最終選定された。選定された課題は「無人自動運転サービスのグローバル輸出のためのフィジカルAI商用化技術開発」で、2030年6月までの4年間、政府支援金50億ウォン(約5.8億円)を含む総額66億ウォン(約7.6億円)の事業費が投じられる。
今回の課題を通じて、Autonomous A 2Zは国ごとに異なる道路環境や交通法規に統合対応できる汎用自動運転技術を開発する。これを管制・遠隔運用などの無人運用技術と組み合わせ、一つの無人レベル4自動運転サービスパッケージとして構築する構想だ。特に、韓国のような左ハンドル(LHD)環境はもちろん、シンガポールや日本など右ハンドル(RHD)環境まで幅広く対応するフィジカルAIモデルの開発に注力する。国ごとに自動運転モデルを個別開発するのではなく、共通のフィジカルAIモデルに各国の法規と運転文化を反映した安全対応体系を組み合わせることが核心となる。
事業化と技術実証は、RHD道路環境を備えたシンガポールを拠点に推進される。Autonomous A 2ZはRHD自動運転データの収集から、フィジカルAIモデルの開発、車両・管制センター・遠隔支援システムの連携、サイバーセキュリティなど国際認証への対応、現地運行許可の取得、実証サービスまでを段階的に進めていく。こうして完成したレベル4無人自動運転サービスパッケージは、公共交通と連携したシャトルはもちろん、空港、港湾、産業団地、観光地などにも適用される予定だ。
Autonomous A 2Zはシンガポールで得た経験を足がかりに、日本、UAEをはじめとするアジア太平洋・中東地域へグローバル事業の展開を本格的に広げる方針だ。
ハン・ジヒョン Autonomous A 2Z代表は「今回のグローバルTIPS選定は、韓国内で蓄積してきたレベル4自動運転の技術力とグローバル事業化の可能性が認められた結果だ」とし、「今後4年間で左右ハンドルいずれの国にも適用可能なフィジカルAIと無人運用技術を完成させ、韓国の自動運転技術のグローバル商用化と実質的な輸出成果を作り出していく」と述べた。
<画像提供: Autonomous A 2Z>
