レーダーソリューション企業のbitsensing(ビットセンシング)は、自動運転車の実環境での商用化を支援する4Dイメージングレーダー「AIR4D」を公開したと14日に発表した。AIR4Dは、既存の4Dレーダーと比べてローデータへのアクセス性を拡張した点が核心的な差別化ポイントだ。高解像度ポイントクラウドとドップラーデータはもちろん、レーダーローデータの出力にも対応しており、自動運転企業が認知アルゴリズムとAIモデルを自由に開発・検証できるよう設計されている。市場に出回っている多くの4Dレーダーがクローズド構造で提供されており、データ活用に制約があるのとは対照的だ。

既存の乗用車ADAS中心の4Dレーダーとは異なり、自動運転環境に合わせて開発された点も特徴として挙げられる。電力効率と発熱管理を考慮して都市部および商用運行環境で安定的に動作するよう設計されており、カメラとレーダーを組み合わせたセンサーアーキテクチャをサポートすることで、車両1台あたりのセンサーコスト負担を抑える方向性も示している。

主な機能としては、物体ごとのリアルタイム速度測定、最大300mの長距離検知、夜間および低照度環境への対応、悪天候環境での安定したセンシング、カメラベースシステムとの連携などがある。

bitsensing代表のイ・ジャウンは「AIR4Dは単にセンサーを供給する製品ではなく、自動運転企業が実際の商用化段階まで迅速に到達できるよう支援するプラットフォームだ」とし、「高解像度4Dデータとローデータへのアクセス性を基盤に、自動運転開発環境の新たな基準を提示していく」と述べた。

原文:https://platum.kr/archives/286888