CJ OLIVE YOUNGが無人スマート保管ロッカーサービス「ピックアップロッカー」を試験導入し、「オヌルドゥリム(当日配送)」ピックアップサービスを強化する。オンラインとオフラインをつなぐオムニチャネルサービスをさらに高度化し、来年の正式サービス転換も検討する計画だ。

14日、流通業界によるとOLIVE YOUNGは最近ソウルの主要店舗に「ピックアップロッカー」サービスを試験導入した。ピックアップロッカーは、オフライン店舗で無人でオンライン注文商品を受け取れるサービスだ。これまで店舗スタッフと対面しなければ受け取れなかった「オヌルドゥリムピックアップ」サービスを、無人受け取り方式に拡張した。

ピックアップロッカーは現在、新龍山店(シニョンサン)と駅三中央(ヨクサムチュンアン)店に先行設置されている。来月にはOLIVE YOUNG本社がある龍山区のプラス店にも導入される予定だ。該当地域は通勤動線に位置しピックアップサービス需要が多く、非対面サービスの需要が高い首都圏の主要商圏として挙げられる。

ソウル龍山区「オリーブヤング新龍山店」に設置された「ピックアップロッカー」で、ある顧客がドゥリムピックアップ商品を探している。

サービス方式は、無人保管ロッカーにバーコードを認識させる方式で運営される。アプリで注文および梱包完了時に生成されるバーコードをスキャンすると、該当の無人保管ロッカーから商品を受け取れる。

ピックアップロッカーは、毎年急速に増加するオヌルドリムピックアップ注文量に対応するために企画された。昨年の年間オヌルドリムピックアップ注文件数は前年比57%増加したことが分かった。注文件数の増加に伴い、オンライン・オフラインを連携させるオムニショッピングの利便性を高めるという趣旨だ。

店舗でスタッフとの対面を待つ必要がなくなる。店舗外に設置すれば、運営時間内に訪問しなければならないという制約も解消できる。新龍山店と駅三中央店には店舗内に設置されたが、来月導入する龍山区プラス店には店舗外に設置する予定だ。

両店舗の運営結果、利用率と顧客満足度は高く出た。新龍山店と駅三中央店では、オヌルドゥリムピックアップ注文の86%がピックアップロッカーを通じて顧客に渡された。利用顧客満足度調査では100点満点中99点を記録した。現場スタッフの評価も肯定的だ。OLIVE YOUNGセールなど、特に顧客の来店が集中する行事時期にピックアップロッカーを活用することで、より効果的な現場顧客対応が可能になったという評価だ。

CJ OLIVE YOUNGは肯定的な現場の反応を踏まえ、ピックアップロッカーを継続的に拡大する計画だ。年内に首都圏の1店舗にピックアップロッカーを追加設置し、蓄積された利用データを基にシステムの高度化を進める。これを通じて来年中に全国の主要店舗と新規店舗を中心に段階的な拡大と正式サービス転換を検討する計画だ。

先立ってサービス開発過程で顧客約1万2000名を対象に実施したアンケートでも、回答者の71%が待ち時間のない非対面無人受け取りサービス導入に肯定的な反応を示していた。

ピックアップロッカーを基盤にしたオムニチャネル強化戦略も続く。CJ OLIVE YOUNGは2018年に化粧品業界で初めて、オンライン注文商品を3時間以内に配送するオンライン・オフライン連携クイックコマースサービス「オヌルドゥリム」を披露し、継続的にサービスを高度化してきた。今年は済州に都心型物流センターを開設し、オヌルドリムの地域単位当日配送圏域を広げるなど、オムニチャネル戦略を強化している。ピックアップロッカーによりオフライン店舗を物流拠点かつ無人受け取り窓口として同時に活用することで、顧客のショッピング利便性を一段階高めるという戦略だ。

CJ OLIVE YOUNGの関係者は「顧客の実質的な意見を収集し反映した高度化されたオムニサービスを披露するため、ピックアップロッカーサービスを試験運営している」とし、「顧客満足度を高め、便利なショッピング体験を提供するため、継続的に努力していく」と述べた。

原文:https://www.etnews.com/20260914000266