AI(人工知能)半導体スタートアップのRebellions(リベリオン)は、AIモデル最適化スタートアップのSqueeze Bits(スクイーズビッツ)を買収すると30日に発表した。Rebellionsはこの買収を通じて、AIチップからモデルの実行・運用(サービング)まで、すべての工程を一つのプラットフォームで提供できる統合AIインフラの構築を目指す。
今回の買収は包括的株式交換方式で行われる。RebellionsがSqueeze Bitsの株式を100%取得して子会社化し、既存株主にはRebellionsの株式を提供する仕組みだ。通常のM&Aとは異なり、大規模な現金支出は発生しない。
買収対象のSqueeze Bitsは、さまざまなハードウェア上でAIモデルの処理速度を向上させ、運用コストを削減できる最適化技術を開発するスタートアップだ。POSTECH(ポステック、韓国・浦項工科大学)のNPU研究チームが中心となり、2022年に設立された創業後まもなく、IntelやNVIDIA(エヌビディア)などグローバルAIハードウェア企業と協業し、技術力が認められた。Squeeze Bitsはとりわけ、NAVER D2SF、カカオベンチャーズ、Samsung Next、Postech holdingsなどから投資を受け、ベンチャー投資業界から注目を集めた。Squeeze Bitsの投資家は、両社が協議した株式交換比率にしたがってRebellionsの株主となる。詳細な比率は非公開だ。
SAPEONとの統合に続く2度目のM&A

Rebellionsは2024年からSqueeze BitsとNPUベースのAI軽量化技術を共同開発するなど協業関係を続けてきた。その後、韓国内の開発者コミュニティを対象に各種ワークショップなどを運営し、NPUベースのオープンソースAIエコシステムの活性化も牽引してきた。両社はこの過程で築いた信頼を基盤に、今回の買収を決定した。
Rebellionsは今回の買収により、自社NPUのソフトウェア性能を最大化し、ハードウェアからサービングまでエンドツーエンド(End-to-End)で提供するAIインフラの構築能力を強化する。顧客企業がAIサービスを効率的にデプロイできる環境を統合提供するとしている。
RebellionsがM&Aを行うのは今回が2度目となる。2024年に別のAI半導体スタートアップSAPEON(サピオン)を合併して技術・人材を統合しており、今回はSqueeze Bitsを買収することでAI産業エコシステム全般への事業領域を広げている。
パク・ソンヒョンRebellions代表は「技術力と優秀な人材が個々の企業の垣根を超えて結集するとき、韓国のAIインフラエコシステムは新たな可能性を生み出す」とし、「Squeeze Bitsと力を合わせ、ハードウェアとソフトウェア、システムレベルの大規模AIインフラを網羅する企業へと生まれ変わる」と述べた。
キム・ヒョンジュンSqueeze Bits代表は「Squeeze BitsのAI推論最適化技術によって、RebellionsのNPUエコシステムをさらに発展させる」とし、「顧客がRebellionsのNPUを基盤にAIサービスをより簡単かつ経済的に運用できるよう支援していく」と語った。
原文:https://www.unicornfactory.co.kr/article/2026063010193746082
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