【2026年大韓民国起業意識調査】有望分野に「AI・ロボット」などの技術系起業が上位に、実際の起業者が経験した困難は資金難と収益性
起業を検討している予備起業者が選んだ将来有望な起業分野の1位はAI(人工知能)、2位はロボット・自動化であることが分かった。全世代にわたってこうした技術系起業への関心が高い。ただし、実際に起業した際の最大の困難としては、アイデアや技術力の不足ではなく、「初期の資金調達」といった現実的な問題が挙げられた。
MONEYTODAY(マネートゥデイ)のスタートアップメディアプラットフォーム「ユニコーンファクトリー」がリサーチテック企業opensurvey(オープンサーベイ)に依頼し、全国の20〜59歳の男女パネル1,002人を対象に実施したアンケートで、「今後最も有望な起業分野を選んでほしい」という質問に「AI」が53.8%(複数回答)で1位を記録した。続いて「ロボット・自動化」が43.6%で2位となった。全世代で同じ順位だった。
3位以下は年齢層によって差が見られた。20代では宇宙・航空(26.2%)が、30代と40代ではコンテンツ・メディア(それぞれ35.9%、29.5%)が、50代ではバイオ・ヘルス(33.0%)が3位を占めた。
多くの予備起業者が技術系起業を夢見ているが、実際に起業した人が経験した最大の困難はアイデアや技術に関するものではなかった。今回の調査で、実際に起業経験がある278人を対象にした設問では、最も難しかった点として67.6%が「初期投資・資金調達」を挙げた。続いて「顧客獲得と売り上げの創出」が55.0%で続いた。アイデアの検証が難しかったという回答は15.5%にとどまった。優れたアイデアや技術があっても、企業を設立して運営することはまったく別次元の問題であることを示している。
専門家は、政策立案にもこうした現実を反映すべきだと指摘した。あるベンチャーキャピタルの代表は「斬新なアイデアを考えることと、それをもとに起業して運営することはまったく別の話だ」とし、「政府が『補助金を出すからアイデアだけで起業してみろ』と言うのは無責任な話だ」と述べた。
一方、起業意欲があると回答した314人のうち48.1%が起業時期として3年以内を挙げた。1年以内に起業するという意見も12.7%あった。3年以内に起業するという意見は50代で58.2%と最も多かった。職場での定年退職などを前に人生の第2幕を準備しなければならないという切迫感が影響しているとみられる。5〜10年以内に起業するという回答は24.5%だった。年齢層別では20代が33.9%と最も多かった。今すぐ起業に乗り出すよりも、さまざまな経験を積んで就職もできるが「いつかは起業したい」という意志が反映されているとみられる。
原文:https://www.unicornfactory.co.kr/article/2026061915395084240
