みなさまこんにちは。

【現地からお届け!】では、KORITの運営会社である株式会社スターシアが毎月発行しているニュースレターの中から、韓国の最新トレンド情報をお届けしています📩

今回は、2026年5月・6月のニュースレターで取り上げたトレンドをピックアップしてご紹介します。
スターシア公式HPでは、韓国トレンド情報に加え、税務などビジネスに役立つ情報も発信しています。ぜひチェックしてみてください!

スターシア公式HP▷https://www.starsia.co.jp/news


5月号 「ドラマ 『誰だって無価値な自分と闘っている』」

JTBCの土日ドラマ『誰だって無価値な自分と闘っている』は、そのタイトルからして尋常ではない。

この作品は、大げさな事件や刺激的な展開よりも、現代人が感じる不安や劣等感を飾り気なくさらけ出し、「私は、まともな人間なのだろうか?」という問いを投げかけ続け、私たちの日常に染み込んだ「自己疑念」と「存在の不安」を繊細に掘り下げることに集中している。

職場、家族、人間関係の中で、誰もが一度は感じたことのある感情が、登場人物たちの台詞や表情、そして沈黙の中にそのまま込められている。

人物たちがお互いを慰め合いながらも、完全に救い出すことはできない姿は、むしろ現実的な共感を呼び起こす。
誰かの一言で人生が変わるというよりは、ごく小さな理解と共感が少しずつ人を持ちこたえさせるというメッセージが印象的だ。

このドラマの最大の強みは、感情のディテールにある。
誇張された演出や劇的な反転がなくても、人物の視線と呼吸だけで深い没入感を作り出す。

特に、俳優たちの抑えられた演技は人物の内面をより生き生きと伝え、視聴者に自然と自身の経験を投影させる。
成功した友人たちの間で一人だけ20年間足踏み状態の、羨望と嫉妬に苦しむ主人公が自身の無価値感と戦う姿は、誰もが一度は経験したことのある感情を見事に表現している。

「自身の無価値感と戦うこと」は、決して特別なことではないと思う。
むしろ、それは大部分の人々が毎日経験する普遍的な感情であり、このドラマはその感情を恥ずべきものではなく、「理解されるべき状態」として描き出している。

多くの人から「人生のドラマ(最高のドラマ)」と評価を受けている『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』の作家パク・ヘヨンの作品ということで、ある程度の期待はしていたが、現在までの4話放送分だけで、すでに期待を超えて、また一つ新たな人生のドラマになりそうな予感がしている。

華やかさやスピーディーな展開を期待するなら、このドラマは退屈に感じられるかもしれない。
だが、心に深く触れるドラマを探しているなら、この作品をおすすめしたい。


6月号 「飾らない日常を記録する、韓国の新しいSNS文化『Setlog(セットログ)』」

最近、韓国の若者の間で「Setlog(セットログ)」という新しいSNS記録スタイルが広がっている。
特別な瞬間を長く残す代わりに、何気ない日常を短く気軽に記録する文化だ。

Setlogは、毎時間届く通知に合わせて2〜3秒ほどの短い動画を撮影し、一日を記録する方法である。
最近、韓国のSNSではこの「Setlog」という新たな記録スタイルが注目を集めている。

朝家を出る瞬間、昼食の時間、勉強をしている様子、カフェで過ごす時間、友人と会った夜まで、何気ない日常の場面が記録の対象になる。旅行や華やかなイベントよりも、普段の生活をありのまま残すことに意義を置くケースが多い。

これまでのSNSでは、きれいに撮影された写真や時間をかけて編集した動画が中心だった。

一方で最近では、気軽にその場ですぐに残せる記録方法に関心を持つ人が増えている。
完璧に飾り立てた姿よりも、実際のリアルな一日を見せる雰囲気が自然と受け入れられているのだ。

最初は個人で記録する形が多かったが、最近では友達と一緒に参加するケースもよく見られる。
同じ時間にそれぞれの場所で撮影したり、 一緒にいる瞬間を同時に記録したりする。
お互いの一日を短く共有する遊びのような感覚で使われている。

トレンドの移り変わりが激しい韓国のSNS環境において、Setlogは平凡な時間を残す新しい記録スタイルとして広がっている。特別な日ではなく、繰り返される日常を記録し共有すること自体が、一つの楽しみになっている。

出典:https://apps.apple.com/jp/app/setlog/id6587576438


さて、今回の企画記事、いかがでしたでしょうか?
次回記事では7月・8月号の内容をご紹介いたします。お楽しみに!

前回記事はこちら👇