ニュース

GENAXIS、米・ボストン向けグローバルアクセラレーティングプログラム「GGAP」キックオフ

アイキャッチ
目次

GENAXIS、米・ボストン向けグローバルアクセラレーティングプログラム「GGAP」キックオフ

アクセラレータであるGENAXIS(ジェネクシス)が有望な製薬バイオスタートアップを対象としたグローバルアクセラレーションプログラム「Genaxis Global Accelerating Program(ジェネクシス・グローバル・アクセラレーティング・プログラム、以下「GGAP」)」の参加企業の選定を完了し、キックオフイベントを開催した。

GENAXISは、K-バイオ創業企業の海外進出能力を強化し、実質的な現地協力ネットワークの構築を支援するため、GGAPを運営している。特に2023 GGAPは世界最大のバイオクラスターがある米・ボストン地域への進出を目指す。

GENAXISは今回のプログラムに参加する優秀な技術力と事業性を備えたバイオ創業企業4社を選定した。選定企業はLemonex(レモネクス、ウォン・チョルヒ代表、多孔性シリカナノ粒子薬物送達プラットフォーム技術)、BioMe(バイオミー、ユン・サンソン代表、マイクロバイオーム基盤の希少・難病治療薬)、MTHERA PHARMA(エムテラファーマ、ソン・ミウォン代表、マルチオミクス/ネットワーク分析プラットフォーム技術を基盤とする天然由来の難治性疾患治療薬)、Wiregene(ワイヤージェン、ヒョン・ジョンギュン/ユン・サンジン共同代表、末梢および脊髄神経の再生率を高める多機能人工神経導管)だ。

GGAPは韓国のプログラムと海外現地プログラムで構成されている。選定企業は韓国で企業診断/目標設定、現地専門家教育、Office hourを通じてグローバル能力を強化した後、10月に米・ボストンで海外投資家、グローバル製薬会社との1:1ミーティングを行い、米国で事業を展開している韓国のバイオ企業とのネットワーキングの機会を得る。

この日のキックオフイベントでは、ボストンにあるコンサルティング会社BW Biomedのウ・ジョンフン代表による「ボストンバイオエコシステムとグローバル進出戦略」の特別講義があった。産業界と公職を歴任し、米国でK-バイオ企業の進出を積極的に支援しているウ代表は、ボストン・バイオクラスター・エコシステムの現状と成功した進出事例を紹介したほか、ボストンで直面する困難とそれを最小限に抑える方法を提示した。

GENAXISのソン・ミョンギョン代表は「優秀な技術力を有する韓国のバイオ企業の海外進出ニーズは高まっているが、規制/行政問題、人材採用及び管理の難しさ、ネットワーク基盤の不足などを訴えており、それに加え、高いコストによる二重の苦痛を経験している」とし、「GGAPは企業が現地の専門家と共に米国進出戦略を高度化し実行するプログラムで、世界最高のバイオクラスターであるボストンを海外進出の出発地点と位置付け、積極的に支援する計画だ」と明らかにした。


原文:https://platum.kr/archives/210961

/media/Platum
記事を書いた人
Platum

Platum is a media service that specializes in startups, and its motto is "Startup's story platform".

  • ホーム
  • ニュース
  • GENAXIS、米・ボストン向けグローバルアクセラレーティングプログラム「GGAP」キックオフ