ソウル市、Microsoftとタッグ組みAIデカコーン企業を育成へ
ソウル市、Microsoftとタッグ組みAIデカコーン企業を育成へ
ソウルAIハブがMicrosoft(マイクロソフト、MS)とタッグを組み、韓国のAI企業を育成する。
ソウルAIハブは、ソウル市が2017年から運営しているAI特化型起業支援施設だ。
MSは韓国でAIデカコーン企業(企業価値100億ドル、約1億5,557億6,500万円以上の非上場スタートアップ)が生まれると予想し、ソウルAIハブ入居企業80社を含む韓国のスタートアップ、ソウル市民、予備起業家と開発者を対象に協力事業を行う。
まず、△AI分野の大学生を対象とした生成型AI起業トーンの開催△MS MVP-ソウルAIハブ入居企業ミートアップデーの共同開催△初期段階のスタートアップ対象スタートアップ成長パッケージ「MSランチャー」などを支援する予定だ。
また、「ソウル市民のためのAIリテラシー教育」も今年3回(1回当たり100人)実施する。ChatGPTなど生成型AIを紹介し、これを活用した「仕事ができる人」になる方法、コンテンツクリエイターになる方法、マーケティング企画力と実行力向上の方法など、実生活で活用できるAI技術を紹介し、実習の機会を提供する。
予備起業家や開発者を対象に、最新の技術動向を把握できるAI専門特講も開催する。
このような協力事業の最初の日程として、29日にはソウルAIハブ入居企業を対象にスコット・ハンセルマンMS開発者コミュニティ副社長の招待講演を行う。スタートアップの起業アイデア構想から事業化まで、初期スタートアップのための成長ノウハウを共有する。
最新の巨大言語モデル(LLM)の技術適用事例と発展可能性、スタートアップの起業アイデア構想から事業化まで、初期スタートアップの成長に関する知識と経験を共有する。今回のイベントには、ソウルAIハブ入居企業だけでなく、韓国の大企業の担当者、MSの民間専門家など100人余りが参加予定だ。
ソウル市経済政策室長のイ・ヘウ室長は、「AI技術は経済成長と市民生活の発展の主力動力だ」とし、「ソウルAIハブを中心に、韓国最大規模のAI産業エコシステムが造成されただけに、AI分野で世界的なリーディング企業と多様な協力を通じて、韓国企業の技術力を強化し、AI産業のグローバル競争力を強化していきたい」と話した。
また、ソウル市は「AI 2.0」時代を開く20万㎡規模の「AIソウルテックシティ」を造成中だ。2028年までにソウル市ヤンジェドンにある糧穀(ヤンゴク)卸売市場の敷地にAIソウルテックシティを造成し、韓国内外のAI人材と企業・研究機関が集まるエコシステムを作ることが目標だ。
<画像=ソウルAIハブ資料=ソウル市>
原文:https://www.etnews.com/20240424000281
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