ICTの現在と未来を展望する「2022大韓民国ICT融合エキスポ」成功裏に幕
ICTの現在と未来を展望する「2022大韓民国ICT融合エキスポ」成功裏に幕
- AI・ビッグデータ・メタバースなどICT産業の動向をウォッチ
- 輸出相談会、20カ国53社のバイヤー参加…2千万ドルの輸出相談
9日から11日まで3日間、韓国南東部の大邱(テグ)EXCOで開かれた「大韓民国ICT融合エキスポ」と「人工知能(AI)国際産業展」が盛況裏に幕を閉じた。今年のICT融合エキスポは、大邱50年の未来繁栄のための分野として期待されるABB(AI・ビッグデータ・ブロックチェーン)産業の現在と未来を示し、デジタル転換の加速化のための情報通信技術(ICT)融合技術の未来を想像する重要な場になったとの評価が出ている。
EXCO西館の展示場には3日間で約1万人が来場した。展示場のあちこちにはICT企業の様々な製品を見ることができた。WooKyoung Information Technology(ウギョン情報技術)は、知能型映像情報セキュリティソリューションSECUWATCHER(セキュワチャー)をはじめ、AIベースの各種ソリューションを紹介した。
Hiperwall(ハイパーウォール)は情報通信技術協会(TTA)GS認証を獲得した次世代IPウォールコントローラ(Wall Controller)システム「Hiperwall」の新バージョンを出展し注目を集めた。空間情報専門企業iGiS(アイジーアイエス)はパノラマウェブドローンを通じて災害管理、施設物管理、不動産、建設など多様な分野に適用できる事例を紹介した。
<大韓民国ICT融合エキスポの全景>
今回の展示会には、第2回大邱DNA (Data, Network, AI)カンファレンス、人工知能(AI)国際カンファレンス、啓明(ケミョン)大学人工知能融合研究所AI技術セミナー、ICTマッチングデー、ETRIビッグデータブロックチェーン技術交流会など、多彩な関連イベントが開かれた。第8回大邱サイバーセキュリティカンファレンスには「サイバーパンデミックセキュリティの脅威に対応する大邱」とのテーマでセキュリティの関係者約300人が来場した。
特に「大邱ソフトウェアマイスター高校プロジェクト発表会」、「ザ・ハッキングチャンピオンシップジュニア2022」などは、未来社会を率いるICTの人材たちの様々なアイデアを知る機会となった。
輸出相談会にはニュージーランドや台湾、ドイツ、ベルギー、スペインなど20カ国53社のバイヤーが参加し、2000万ドル(約27億8,800万円)に相当する輸出相談を行った。Heaventree(ヘブンツリー)は、現場で海外バイヤーと企業向け専門PPM(Project Portfolio Management)ソリューションである「Clovine」(クロバイン)の海外市場進出のためのMOU(基本合意書)を締結した。スマート水質改善総合プラットフォームを開発したSejoongis(セジュンアイエス)は、現場相談を通じて海外バイヤーと輸出のためのMOUを結んだ。
EXCOのイ・サンギル代表は「地域のABB(AI・ビッグデータ・ブロックチェーン)産業の育成のため、今後、展示規模を拡大し、参加企業の支援に最善を尽くす」と述べた。
トップキャプチャー:2022 大韓民国ICT融合エキスポで来場者がが増拡張現実の技術を体験している
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