CNTTECH、今年28のスタートアップTIPS選定を牽引

CNTTECH、今年28のスタートアップTIPS選定を牽引

投資専門アクセラレータ「CNTTECH（シーエヌティーテック）」が、今年の投資ポートフォリオで合計28社のTIPS（ティップス）選定を牽引した。

「TIPS」は優秀技術を保有する有望なスタートアップを発掘し、政府が民間投資会社と共に2年間で約5億ウォン（約5,207億円）の研究開発(R&D)費用を支援するスタートアップ育成プログラムだ。TIPSに選ばれれば、研究開発資金はもちろん、事業化資金支援、TIPS運営会社の保育・後続資金調達など、総合的な創業支援が提供される。

CNTTECHは、2022年に21社のTIPS直接選定を成功裏に導き、TIPS運営会社であるパートナー社とClub Deal（クラブディール）投資を進め、7社のTIPS間接選定を導き、合計28社のTIPSマッチングという成果を生み出した。 

CNTTECHが2022年、TIPS直接選定を牽引したスタートアップは、

• タルト（代替投資比較プラットフォーム「FRAP（フラップ）」運営）
• Macroact（マクロアクト：適応型ロボットソリューション「maidynamics（マイダイナミックス）」開発）
• SOFNT（ソフエンティ：ナノ技術ベースのメディカル素材と医療製品製造）
• ONES Gloval（ワンスグローバル：グローバル医薬品データおよび研究支援プラットフォーム運営）
• SELVERS（セルバース：メタバース仮想空間と非対面無人化サービス運営）
• injewelme（インジョルミ：コンテンツ・データ技術を組み合わせたスマートヘルスケアアプリ「wouldudoit（ウッジュードゥーイット」運営） 
• scalardata（スカラデータ：電気自動車充電インフラ統合プラットフォーム「みんなの充電」運営）
• AMR Laps（エーエムアールラボ：人工知能自律走行物流ロボットおよびソフトウェア開発）
• CA PLANET（シーエイプラネット：ファッション産業向けの普及型スマートアパレルCAD開発）
• Koodon（クドン：NFTベース高級アート投資プラットフォーム「ZEBRA（ジブラ）」運営）
• イシジ（自動車装飾ワンストッププラットフォーム「OHCAR」運営）
• Leimo Works（レイモワークス：保険設計会社専用営業支援ソリューション「mohom（モホム」運営）
• NETSTREAM（ネットストリーム：ウェブベースメタバースプラットフォーム仮想現実VRおよび拡張現実AR開発）
• NEXTK（ネクストケー：AIベースのリアルタイムインテリジェント映像分析プラットフォーム）
• Elesther（エルエスデル：AIベースのスマートファクトリー予知保全ソリューション）
• Bodit（ボディット：センサーベースの生体信号分析専門企業）
• IMGIBBLE（イメージブル：デジタルコンテンツ創作および作業管理コラボレーションソリューション）
• ColorloverLab（カラーラバーラボ：パーソナルカラービューティーキュレーションプラットフォーム）
• Helper robotics（ヘルパーロボティクス：非対面店舗カスタムサービングロボット開発）
• READYPOST（レディーポスト：商業用集合建物総会統合自動化ソリューション提供）
• Sankun（サンクン：建設ビッグデータソリューション「産業意訳群」運営）

などだ。

CNTTECHが2022年TIPS間接選定を牽引したスタートアップは、

• Pikurate（ピキュレイト：ブックマーク基盤知識キュレーションプラットフォーム「Pikurate」運営）
• TechVillage（テックビレッジ：脳卒中・認知症患者リハビリ治療および認知障害予防VRプラットフォーム開発）
• SOC（エスオーシー：イメージコンテンツプラットフォーム「SELPIC（セルピック）」運営）
• Front9（フロント9：マンションコンシェルジュサブスクサービスプラットフォーム運営）
• ELROILAB（エルロイラボ：人工知能および特殊超分管カメラを用いた食品異物検出AI開発）
• JENNER Bio（ジェナーバイオ：動物疾病予測AIソリューション開発） 
• OASIS BUSINESS（オアシスビジネス：不動産事業妥当性検討ソリューション「クレマオ」サービス）

などだ。

CNTTECHは11月にも10の投資を行い、年間79件の投資を執行した。投資速度から見て、年内90件以上の投資が執行されると見込まれる。

CNTTECHのチョン・ファソン代表は「現在のインフレにより投資市場の低迷が続いているが、自ら保有した技術力や長期的に革新できる技術力で、事業モデルを着実に推進することになれば、投資家が長期的に集中し、酷寒期に勝つことができる」と伝えた。

原文：https://platum.kr/archives/198046