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韓国・インフルエンサービジネスグループ「Leferi」、2022年過去最高実績

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2022年過去最高実績収めた「Leferi」、連結売上245億ウォン

ビューティー&ライフスタイルインフルエンサービジネスグループ「Leferi(レフェリー)」が、2022年に過去最大の業績を達成した。

昨年Leferiは、個別基準売上高232億ウォン(約23億2000万円)、連結基準売上高245億ウォン(約24億5000万円)を記録した。個別基準、売上高232億ウォン(約23億2000万円)は前年同期比42.7%増の数値で、営業利益は前年同期比135.9%上昇した。連結ベースの売上高245億ウォン(約24億5000万円)は前年同期比40.7%増の数値で、営業利益は前年同期比419.7%増となった。

Leferiはこのような数値について、2022年事業部統合売上(マーケティング、コマース、PB)が、前年同期比、毎月成長した結果であると明らかにし、昨年マーケティング事業本部を「クリエイター部門傘下のマルチレーベル」体制に試験的に変えたことが、自社最大の実績につながったと説明した。

これまでLeferiがインフルエンサーの「マネジメントとチャンネル運営」に重点を置き、組織管理を実施していたのに対し、変更されたLABEL(レーベル)組織は、インフルエンサーをマネジメントする事業部で、採用からビジネスサイドで行われる全てのマーケティングを管理する体制である。Leferiは、レーベルごとに独立したビジネス活動を展開できるよう基盤を整えながら、従業員がオーナーシップを持ち、売上競争力を強化し、未来成長事業進出に向けた事業拡大も従業員がおこなったと説明した。

特に昨年発足したLIVERCE(ライバース)は、モバイルライブコマース専門レーベルとして、専属ショーホストらのビジネスはもちろん、クリエイターと連携したライブコマース進行で、売上を発生させる事業部だ。従来のソーシャルコマースで発生していた売上をライブコマースに転換させ、制作などの能力を強化し、昨年の売上は前年同期比193.1%も上昇した。

Leferiは、マルチレーベルが先進的な経営体制として完全に定着した今年、再び売上高更新を目指す。長期間、新型コロナウイルスの影にあったビューティービジネスが、パンデミックを経験しながら2023年第1四半期のマーケティングの問い合わせが過去最大を記録し、ホームアンドリビングライフスタイルクリエイターの育成を本格化した。自社所属のクリエイターはもちろん、他社所属のクリエイターも加入できるシードプラットフォーム「Le. commend(リコマンド)」のリリースにより、ビューティーからライフスタイルブランドまで入店の問い合わせが増えており、期待が高い。競合他社の相次ぐ売却問題で、他社のクリエイターが離れ、Leferiに流入しているのも好材料だ。

Leferiのチェ・インソク会長は、「春秋戦国時代のようだった韓国MCN市場が、収益性を基盤に再編されている。Leferiの今年の営業利益目標は20億ウォン(約2億円)」とし、「インフルエンサーマーケティングプラットフォーム企業として、クリエイターとブランド、従業員に唯一無二の経験と成長を見せることが今年の目標」と述べた。


原文:https://platum.kr/archives/206096

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