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シニアケア、洗濯、引越しはもちろんペットケアまで… 「ライフケア」に先立つスタートアップ

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シニアケア、洗濯、引越しはもちろんペットケアまで… 「ライフケア」に先立つスタートアップ

長期間に及ぶパンデミックの余波で日常の大切さが重要視され、「生活の質向上」に焦点を合わせたライフケアサービスが脚光を浴びている。  分野もシニアケアから洗濯、引越し、ペットケアサービスに至るまで、ターゲット顧客によって多様だ。

何よりも「専門性」を基盤にサービスを始めたスタートアップが生活密着型で次第に高度化する事例が増え消費者の便宜と満足ははるかに高くなる状況だ。


シニア介護から生活介護まで

シニアケアプラットフォームのCaredocは、従来のケアサービスに新しいソリューションを導入し、シニアケア産業の革新を呼び起こす代表的な企業だ。 

オフライン中心に行われたケア産業にITを融合させ、アプリで簡単にサービスを申請し、療養保護士(日本でいう介護福祉士)や介護者のプロフィールが見られるのはもちろん、いつどこでも保護者がケア日誌を楽に見られるようにした。

特に最近では病院や療養施設などで接することができたサービスを療養等級に関係なく誰でも家で享受できる「生活世話」サービスを披露し大きな呼応を得ている。

生活ケアサービスは高齢者の住居環境管理から健康管理まで個人の生活範囲で必要な全般的な部分を世話するため、単純なケアを越えて健康な日常のケアまで幅広いサービス拡張の端緒を用意したと見られる。

また、生活ケアサービスは病院から家に退院する高齢者がコアターゲットで退院時点から回復期まで専門家が家に直接訪問し体系的な管理を提供する。 

必要時には専担看護師や社会福祉士が病院診療相談に同行でき、持病がなくても住居および健康管理が必要な高齢者も申請すれば誰でも楽に利用でき、シニアの生活の質を高めるのに一助となっているという評価だ。 今後は高齢者の健康予防次元でも管理できるようにするなど、シニアに必要なサービス領域を細分化していく計画だ。

Caredocのパク・ジェビョン代表は「Caredocは高齢者の世話をするにあたって『日常』を排除できないと考えるので、家を基準に生活半径内で可能なサービスを提供できるようにしている」と話し、「健康、住居、心理などの多様な領域でのケアで高齢者の生活の質を高め、ひいては保護者が安心できるようにすることに焦点を合わせてサービスを高度化していく」と伝えた。


厳しい洗濯物のケアで顧客の流入

非対面モバイル洗濯サービスLaundryGoを運営する衣食住カンパニーは、1300m²(約400坪)規模の韓国最大のプレミアム洗濯専用センターを構築し、ブランド品及び高級衣類洗濯のための「プレミアム洗濯サービス」を発売した。

LaundryGo「プレミアムサービス」は30年経歴の洗濯専門家認証システム、最先端プレミアム洗濯専用工程、業界最高水準の顧客安心責任補償など3つの特長で運営されることが特徴だ。

専門家認証システムは30年経歴のニューヨーク洗濯学校出身のイ・ゴンウマスターを中心に検収、汚染除去、アイロンなどに特化した30人の専門家チームが担当する。洗濯物ごとに専門家1人が専担して洗濯の全過程を進め、完了後に担当マスター実名の認証マークを提供する。

最先端プレミアム洗濯専用工程は個別精密洗濯と自然乾燥方式で運営され、顧客がリアルタイムでアプリで確認できる3次精密検収過程を実施する。 また、縫製線やボタンが取れた場合、無償でリペアサービスを提供し、プレミアム専用パッケージに入れて安全に配送してくれる。

LaundryGoの顧客安心補償は公正取引委員会が告示した基準と比較不許可の高い水準の補償システムで、顧客の購買時期によって1年未満 100%、1年以上~3年未満 70%、3年以上~5年未満 50%、5年以上 30%の金額を回収申請基準で最大7日以内に迅速補償を保障する。


引越しから清掃までワンストップ

引越しO2Oアプリサービス zimssa(チムサ)は昨年11月ベータオープンした「引越し清掃サービス」を5月公式発売し、引越しから清掃まで拡張された利便性を提供している。

引越し業者を選定することから入居清掃業者を探すことまで、良い業者を探すために足を運び、手を売らなければならなかった煩わしさを大幅に減らすことができるようになったのだ。

zimssaの「引越し掃除サービス」は住所、供給面積、防水など簡単な住居情報を入力すれば最大5ヶ所まで見積もり比較が可能だ。 業者別見積情報内では見積費用比較、レビューおよび評点、詳細プロフィール、提供サービス項目などを詳細に確認できる。 

「引越し清掃サービス」は現在ソウル、京畿道、仁川をはじめとする首都圏地域で運営中であり、次第にサービス地域を拡張していく予定だ。


動物登録手続きを簡素化し、ペットの手間を省く

ペットヘルスケアソリューションFitpetは、ペットを飼う顧客を対象に7月から「動物登録代行サービス」を開始し、ペットケアサービスの領域を拡張した。

動物登録制は動物の流失·遺棄防止などのために生後2ヶ月以上のペット情報を地方自治体に登録する制度で、2014年から農林畜産食品部が義務化して指定した法案だ。

Fitpetはよく「外付けチップ」と呼ばれる外付け無線識別装置を通じた動物登録費用を通常2~3万ウォン(約2,000~3,000円)台から5,000ウォンに下げ(約500円)、費用負担を減らした。Fitpetモールで外付けチップ購入後、モバイルを通じて申込書を提出したりFitpetアプリ「マイページ」にペット情報を記載すれば地方自治体に申告が完了する方式だ。

Fitpetは既存の登録手続きに比べて簡単な方法でペットの義務制度へのアクセス性を高めるとともにペット関連サービスを提供する企業としての責任感まで引き寄せた。


原文:https://platum.kr/archives/192901

/media/Platum
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Platum

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