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人々の生活を変えたスタートアップサービス5選

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人々の生活を変えたスタートアップサービス5選

スタートアップ企業の「投げたボール」が、日常のあちこちに浸透し、文化を変えている。彼らは既存の枠組みにとらわれた方法を超え、生活の奥深くに入り込み、人々が「考える」、「行動する」、「話す」DNAそのものを変えた。

韓国の外食予約文化を革新したレストラン予約プラットフォームから、ランドリー、医療、そしてコミュニケーション方法の変化まで、ライフスタイルの変化はもちろん、業界全体のゲームチェンジャー事例を見てみよう。


有名グルメ、予約からウェイティングまで手軽に...「catchtable」

外食は、ゆとりある生活のために欠かせない要素です。この外食体験を、より便利に画期的にするプラットフォームがある。それが、catchtable(キャッチテーブル)だ。catchtableは、レストラン予約、待ち時間、ピックアップサービスまで一度に提供し、今まで経験したことのない新しい外食文化の革新をリードしている。

catchtableは、プレミアムファインダイニングをはじめ、種類別、テーマ別に韓国の人気飲食店と提携し、予約サービスを提供している。catchtableの魅力は、単純な予約だけにとどまらない。自身の好みに合ったレストランを推薦してもらえるキュレーションコンテンツや、訪問予定のレストランをカレンダーに追加して記録を残せるグルメヒストリーなどの機能を提供し、より楽しい外食ライフを盛り上げている。

そしてさらに、最近では「catchtableウェイティング」を公開し、待機市場まで参入している。訪問者が行列に並ぶことなく、現場で即座に整理番号を付与されるウェイティングサービスは、他の競合プラットフォームとは異なる機能を提供しており、注目されている。

店内利用、テイクアウトなど訪問タイプ別の設定から、テラス、ホールなど座席別の待ち時間管理機能、幼児やペット同伴など顧客タイプに応じた細分化された機能の導入により、加盟店からのラブコールが相次いでいる。実際、韓国トップクラスのウェイティングホットプレイスと呼ばれる済州(チェジュ)の「ヨンドン」、「ロンドンベーグルミュージアム」、「熟成到(スクソンド)」をはじめ、人気店が相次いでcatchtableウェイティングを導入し、新しい外食文化の造成に参加している。

catchtableは、加盟店主を対象に外食業に最適化された「catchtablePOS(キャッチテーブルポス)」ソリューションも提供する。catchtablePOSは、店舗別カスタムメニュー編集はもちろん、売上分析システムなどの必要不可欠な機能で、効率的な運営はもちろん、売上向上にも直接的な影響を与えている。

2022年12月現在、月間アクティブユーザー数(MAU)300万人突破、6000以上の加盟店入店など自社記録を更新し続けているcatchtableは、B2C、B2Bを網羅する外食業統合ソリューションをベースに、今後も韓国に「楽しい外食文化」を広めていく計画だ。


朝起きると玄関先に洗濯された服が届く。非対面モバイルランドリー「LaundryGo」

非対面モバイルランドリーサービス「LaundryGo(ランドリーゴー)」を運営しているLife goes on(衣食住カンパニー)は、1~2人世帯の増加に伴うライフスタイルの根本的な変化に焦点を当て、現代人の生活を便利に変えている。

2019年3月に韓国で初めて登場したLaundryGoは、モバイルアプリから洗濯物の回収を依頼した後、洗濯物を家の外に出せば、翌日洗濯完了した服を配送してもらえる洗濯サービスで、無人スマートランドリー「LaUNDY24」とホテルランドリーサービス「LaundryGoビジネス」をリリースし、韓国のランドリー市場の常識を覆すものとして注目されている。

LaundryGoは、毎年平均300%の売上成長率を記録し、今年3月には売上高50億ウォン(約5億円)を突破し、償却前営業利益も初の黒字を達成した。2021年には、米国の洗濯工場EPC専門企業であるA+Machinery(エイプラスマシナリー)を買収し、洗濯スマートファクトリーの設計や設備調達、建設など独自の技術を保有している。現在、ソウルの登村洞(トンチョンドン)、聖水洞(ソンスドン)、京畿道(キョンギド)軍浦(グンポ)市にB2Cスマートファクトリーと京畿道坡州(パジュ)市にB2Bスマートファクトリーを稼働している。


「Danggeun Market」、地域の生活情報を共有するコミュニティ活性化に貢献

人と人とのコミュニケーション文化を新しく変えたサービスもある。地域生活コミュニティのDanggeun Market(タングンマーケット、日本サービス名「Karrot」)は、地域ベースのコミュニケーション文化を作り出し、これまでにないハイパーローカル(hyper-rocal)トレンドを生み出した。ハイパーローカルとは、狭い地域を意味する言葉で、スルセクォン(スリッパをはいたままで行動できる範囲に充実している居住環境)の文化とも通じる。

Danggeun Marketでは、地域の便利な情報やニュースを共有し、日常を共有できる「地域生活」から、隣人との集まりを取り持つ「一緒にしよう」などを通じて、隣人同士のコミュニケーションをさらに増やしている。

実際、Danggeun Marketによると、今年第1四半期に地域生活で活発に共有されるキーワードを分析した結果、ポータルサイト検索では見つけにくい家周辺の病院の診療時間や口コミをはじめ、近くのジムやピラティス教室の情報共有、引越しや入居清掃などの引越し関連情報などを頻繁に交流していたことが分かった。


自身だけの空間を自身の手で直接変える...。インテリアから家財道具まで一挙にまとめた「オヌレチプ(Ohouse)」

2014年、インテリアコンテンツプラットフォームとしてスタートした오늘의집(オヌレチプ/日本サービス名「Ohouse」)は、コンテンツ、コミュニティ、コマースが有機的に結合された独創的なサービスを提供し、「ライフスタイルスーパーアプリ」に成長した。

断片的なインテリアプラットフォームとは異なり、空間そのものを一つの文化に昇華させたような異色のコンテンツ方式が加わり、MZ世代の間でオヌレチプブームが起きたりもした。

オヌレチプでは、インテリアコンテンツや製品情報、ホームスタイリング専門家のガイドはもちろん、一般人のセルフインテリアノウハウなど、様々なコンテンツを見ることができる。特に、インテリア初心者でも簡単に真似できるよう、家の構造、坪数、スタイルなどに応じたカスタマイズされたインテリアコンテンツを提供しているのが特徴だ。


非対面診療プラットフォーム「Dr.Call」、韓国人はもちろん在外国民、海外患者まで便利な診療サービス提供

対面の領域だった医療分野も、非対面診療プラットフォームの登場で新しい文化が生まれている。

デジタルヘルス専門企業LifeSemantics(ライフシマンティクス)の非対面診療サービス「Dr.Call(ドクターコール)」は、食品医薬品安全処の医療機器品目許可を取得した最初のサービスで、新型コロナウイルスパンデミック時に民間1号規制サンドボックス事業承認を受けたプラットフォームである。2020年6月、ソーシャルディスタンスため対面診療を受けることができなかった在外国民に、非対面診療と相談サービスを提供し、新型コロナウイルス以降、一時的な非対面診療サービスが可能になったため、現在、内国人までサービス対象を拡大し運営している。

非対面診療は、高い利便性で国民の日常生活と認識を変えた。今年3月保健福祉部が発表した一時的非対面診療の現状と実績によると、過去3年間(2020年2月24日~2023年1月31日)病院の86%が1万379万人の患者を診療した。再診率と今後の活用意向も90%に近い応答を見せたことが分かった。このような変化の中で、Dr.Callの非対面診療の需要も着実に上昇しており、公共機関との業務協約を通じた非対面診療B2G事業やDr.Collプラットフォームの海外輸出も控えているなど、成長を続けている。


原文:https://platum.kr/archives/206723



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