済州創造経済革新センター、東京で済州スタートアップIRデー開催

済州（チェジュ）創造経済革新センターが、済州スタートアップ日本進出を本格化した。済州センターは12月1日、日本の東京三田ガーデンタワーで「東京J-INVESTOR DAY」イベントを開催した。

今回のイベントは、済州センターが主催し、KOTRA（コトラ）とセブンセンス（seventh-sense）パートナーズ、セブンセンスグループが共同主催した。

イベントでは、MONOLITH（モノリス、代表キム・ジョンソク）、ONE ROOF（ワンループ、共同代表ヤン・スンヒョン、チョ・ヨンウ）、YULIP（ユリップ、代表ウォン・ヘソン）、DaL LaLa Network（ダララネットワーク、代表キム・チェウォン）の4つのスタートアップが、日本の現地投資家らが見守る中、IR発表をおこなった。この他にも日本現地投資家をつなげ、企業広報のためのブース運営を支援した。

済州センターのパートナー会社である済州銀行、韓国エンジェル投資協会（Korea Business Angels Association）、エクセルインベストメントが、現地で日本投資者を対象に韓国スタートアップエコシステムと投資動向などを紹介するトークセッションを行った。

一方、共同主催社として名を連ねたセブンセンスグループとセブンセンスパートナーズは、済州センターの日本現地パートナーで、9月に済州センターと韓国スタートアップの日本進出を支援するためのMOUを締結した。

セブンセンスグループは、日本で経営・会計・税務など企業コンサルティング専門会社だ。日本全域に11の拠点があり、2000以上の企業にサービスを提供している。セブンスターパートナーズは、野村証券出身のチョン・アンウ代表とセブンセンスグループのソ・ヨンイ代表が参加した日本のスタートアップ投資会社だ。

済州センターのイ・ビョンソンセンター長は「今回のイベントを皮切りに、今年4月から準備してきた済州スタートアップグローバル進出支援の幕が上がった」とし、「今後より多くのスタートアップがグローバルに進出できるよう、事業を多方面化する」と伝えた。