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NAVERが「コマースソリューションマーケット」におけるAI技術の利用障壁を下げる…小規模事業主の事業効率化を支援

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NAVERが「コマースソリューションマーケット」におけるAI技術の利用障壁を下げる…小規模事業主の事業効率化を支援

NAVER(ネイバー)のコマースソリューションマーケットが、AI(人工知能)ソリューションに対する販売者の利用障壁を下げる取り組みを行っている。

NAVERのコマースソリューションマーケットには、HyperCLOVA(ハイパークローバ)のような超大規模AIが適用されたソリューションから、さまざまな自動化作業を支援する61種類の技術ソリューションが搭載されている。例えば、CS(顧客満足)業務の効率を向上させる「CLOVAライブチャット」や、高評価レビューを商品ページに活用して購買を促す「レビューAIマネージャー」などがある。

最近では、自分の顧客とビジネスをより詳細に分析することができる消費者調査やデータ分析ソリューションも多様に追加され、販売者がD2C(消費者直接取引)戦略を立てるのに役立っている。事業拡大のため、時間を投下したり専門人材を必要とする領域についても、技術ソリューションを通じて業務を代行させることができる。その間、販売者は商品とサービスの品質向上にさらに集中できるのだ。

6月にローンチされた「消費者調査ソリューション」は、スマートストアの利用者を対象に顧客アンケート調査を行えるように支援する代表的なツールだ。手間と時間がかかる調査業務を代行し、結果分析まで行ってくれる。顧客のターゲティングとカスタムレスポンスも可能で、新商品の開発やサービス品質の向上に役立つ。先月基準で、ソリューションローンチ後の購読者数は平均30%以上増加し、好評を得ている。

実際、ヴィーガンパンを開発・販売する「ANANCIER(アンナンシエ)」のチョン・ジソク代表は、消費者調査ソリューションを通じて次の新製品メニューに対する顧客のフィードバックを得たことで、メニューを大幅に修正した。

2018年からスマートストアを通じて韓国産の唐辛子粉を販売している「Togethersesame(良いものはみんなで)」は、オンラインを通じて販路を広げ、着実に成長しており、月間売上は1億ウォン(約1,100万円)を超えている。現在、Togethersesameの従業員は計3人で、「CLOVAMDソリューション」、「レビューAIマネージャー」、「ブランドコネクト」など、10種以上のソリューションを購読しており、作業効率の向上を実感しているという。

NAVERのチョン・ミン責任リーダーは、「小規模なビジネスでもオンラインビジネスを運営する際には、販売、マーケティング、CS、商品開発、顧客管理など多くの側面を考える必要がある。」とし「人手が不足しているSME(中小規模事業主)販売者と自分のブランドを育てたい個人販売者を中心に、AIソリューションを活用したスマートストアの成長事例が増えている」と話した。



<画像=Togethersesame(良いものはみんなで)のストア画面 /写真=NAVER>

原文:https://www.unicornfactory.co.kr/article/2023103010223368535



/media/UNICORN FACTORY
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UNICORN FACTORY

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