Googleが投資したエドテックアプリ「QANDA(クァンダ)」|COME UP 2021
韓国の学生3分の2が使うアプリ「QANDA(クァンダ)」Google投資誘致…複雑な教育産業も発展の必要性と可能性を世界的に共感しているというメッセージ」 Mathpresso(マスプレッソ)のイ・ヨンジェ代表
「COME UP 2021」のイベント最後日、「中・高校生対象の教育:韓国エドテックを全世界へ」というテーマでカンファレンス教育(Education)セッションの対談が開かれた。今回のセッションには、AIベースのモバイル教育サービスアプリ「QANDA(クァンダ)」を運営中のMathpresso(マスプレッソ)のイ・ヨンジェ代表が講演者として参加し、Platumのチョ・サンレ代表が司会を引き受けた。
「偶然にも大学修学能力試験が終わった状況なので、アプリ内で試験に出てきた問題を質問する学生が多い」とイ・ヨンジェ代表が語った。 (*2021年には11月17日に大学修学能力試験が行われた。) イ代表は「学生が分からない問題を写真で撮って先生に質問する行動を見て、これをプラットフォーム化し、自動化する必要性を感じて『QANDA』を開発した」と創業きっかけを話した。
「QANDA」は最近中・高校生たちに必須アプリになったという評価をされている。イ代表は「昨年初め、韓国学生の半分程度がQANDAアプリを利用中だった」とし「現在は2/3程度の学生たちがQANDAを利用中だ」と伝えた。
Mathpressoは、グローバル教育市場にターゲットを向けた。これに対してイ代表は「韓国はグローバル市場に比べても質的に高い水準の教育サービスが形成されている」とし「首都圏だけでなく地方の小さな地域単位の私教育水準が非常に高いという点でグローバル市場での可能性を垣間見た」と話した。
また「実際に東南アジアの場合、学習教材も多様ではなく、インターネット講義インフラでも活性化されていない点が肯定的な部分だった」とし「しかし、国家別に数学記号や教育プランが異なっており、ディテールの調整が必要だ」と明らかにした。
教育市場もコロナパンデミックの影響力を避けられなかった。グローバル進出時にハイブリッド形式で軽くリリースした後、需要があったときに海外支店を設立する方式で始まったというイ代表は「現場に行かなければならないソリューションがあるにも関わらず、コロナで大変だった」と証言した。
Platumのチョ・サンレ代表は最近、中国が教育平等のために私教育撤廃政策を出した話を伝え、これに対するMathpressoの見解を聞いた。これにイ・ヨンジェ代表は「中国の政策は『下方平準化』になる恐れがあるという点で『上方平準化』を狙うMathpressoとは追求する決意が違っている」とし、「一方、中国内教育サービスを運営する企業がグローバル競争力が弱まっているという点では、Mathpressoがグローバル市場でより大きな役割を果たすことができると思う」と展望した。
最後に、イ・ヨンジェ代表はMathpressoが「Google」から戦略的投資を受けたことに言及し、「教育は学生だけでなく、両親、先生など多様な利害関係が絡んでいる分野なので、ソリューションを出すのも大変だ」とし、「その意味でGoogleの投資はコロナパンデミックでモバイルデバイスを利用した教育サービスに注目が集まり、複雑な教育産業において、発展の必要性と可能性を世界的に共感しているという意味だ」と話した。セッションを終えて「グローバル市場でさらに影響力のある企業になるよう努力する」と伝えた。
今年で3回目を迎えた「COME UP 2021」は、韓国のスタートアップエコシステムを全世界に知らせ、Kスタートアップの海外進出機会を設けるなど、イノベーションベンチャーとスタートアップのためのグローバルコミュニケーション交流のためのイベントで、全世界イノベーションスタートアップとグローバル投資家が参加する。
一方、「未来と会う(Meet the Future)-大転換(Transformantion)」というテーマで開催されたCOME UP 2021は、新型コロナウイルス以降急激な変化の中で時代の流れを眺望し、今後の未来を準備するための出会いの場として創業トレンドと社会的関心を反映した3つの大テーマ(資源、持続可能性、豊かさ)、12のアジェンダ (Money, Work, Property, Social, Food, Health, Environment & Energy, Space & Mobility, Culture & Media, Commerce, Beauty & Fashion, Education) で構成されたプログラムと84人のスタートアップ代表パネルディスカッションが開かれる。
公式ホームページhttps://www.kcomeup.com
公式YouTube https://www.youtube.com/channel/UCOUK6_V35tqrNbFAmuULMVA
公式Facebook https://www.facebook.com/KStartupWeekComeUp
公式インスタグラムhttps://www.instagram.com/comeup_2021
beSUCCESS is a professional media company with a particular focus on startups and tech industry | beSUCCESSは、韓国内企業の海外進出を支援するメディア会社としてシリコンバレーを含む全世界テックトレンドとスタートアップニュース、起業家精神など韓国内スタートアップのインサイト拡大のために必要な海外発信情報を直説的、間接的に提供するだけではなく、韓国のスタートアップエコシステムとリリース情報などの主要ニュースを英文で世界各国に提供し、韓国スタートアップのグローバル成功を支援する「つながり」の役割をしています。
関連記事
-
【ちょい事情通の記者】Silentist、AIと共に「平穏な」仮想資産投資を夢見る
#ちょい事情通の記者 #暗号資産 #AI #Web3.0 -
Kakaoの新代表チョン・シンア「AI基盤のサービス開発を通じて新たな成長動力を確保する」
#AI -
coupang、3年間物流インフラ拡充に3兆ウォン以上投資...「全国100%無料翌日配送」
#Platum #EC #Eコマース #物流 -
REVU Corporation、2023年業績発表「キャンペーン数4年連続過去最高値更新」
#Platum #マーケティング #SaaS -
グローバルK-ビューティースタートアップ「SIGNATURE LABEL」、シード資金調達
#Platum #ビューティーテック #美容 #MZ世代 #グローバル進出 -
バーチャルアイドル「地上波1位」の隠れた立役者...このような人材はどこで採用しますか?
#UNICORN FACTORY #HRテック #AI #人材