SK telecomとハナ金融が金融・ICTで「超協力」... 4,000億ウォンの株式交換
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SK telecom-ハナ金融が金融・ICTで「超協力」... 4,000億ウォンの株式交換
SK telecomとハナ金融グループが、約4,000億ウォン(約416億円)の株式を交換するなど、金融と情報通信技術(ICT)を融合する、多角的な協力に乗り出した。両社は、金融・ICTのイノベーションをベースとした「超協力」による戦略的パートナーシップを締結したと、24日、発表した。
ビッグブラー時代を迎え、金融とICTを融合するさまざまな分野で業界の垣根を越えて、新たに広範囲で協力を推進していくことになった。△ESG協力を通じた社会的役割の拡大△金融のデジタル転換△金融・通信データの結合による新しいビジネスモデルの発掘△顧客に特化した商品・サービスの融合△相互インフラの共同活用△デジタルベースの共同マーケティングなど、6大分野で金融とICTの融合を基盤とする未来協力事業を展開することになった。
各グループの戦略担当はもちろん、関連組織もともに参加するシナジー協議体を運営する。金融と通信データを結合した信用評価モデルの開発や、マイデータ事業におけるデータ協力強化、SK telecomのメタバースプラットフォーム上での仮想営業店舗の設立、メタバースのエコシステム内での決済サービスの構築などを共同協力事業として重点的に協議する。
金融とICTを融合することでのシナジーを最大化するため、SK Square(SKスクエア)も戦略的パートナーシップを通じて積極的に協力する。金融や通信、コマース、メディア、セキュリティの分野で顧客価値を高めることができる新しい概念の融複合商品・サービスへの出資を推進する。
SK Squareの子会社の△11番街(コマース)、wavve(コンテンツウェーブ、コンテンツ)、Dreamus Company(ドリームアスカンパニー、音源)、SK shieldus(SKシールダス、セキュリティ)、ONE store(ワンストアー、モバイル)などは、さまざまな顧客層との間でICTサービスを保有、運営しており、ハナ金融の生活金融サービスの領域が大幅に拡大する見込みだ。SK ICTのファミリー顧客に特化した融複合の金融商品とサービスも展開する計画だ。
そのほか、社会的弱者や社会的企業、青年スタートアップ、青少年とともに成長していくためのESGエコシステムを構築し、さまざまな社会的価値の創出プログラムを共同で推進することになった。
両社は全面的な協力のため、約4,000億ウォン(約415億4,100万円)の株式を交換をした。SK telecomは3,300億ウォン(約342億8,300万円)規模のハナカードの持ち分をハナ金融ホールディングスに売却し、ハナ金融ホールディングスの株式3,300億ウォンを買い入れ、ハナ金融ホールディングスの株式約3.1%(7月22日の終値時点)を保有することになった。
ハナ金融ホールディングスの100%子会社であるハナカードは、684億ウォン(約71億円)規模のSKの株式とSK telecomが保有する316億ウォン(約32億8,100万円)相当のSK Squareの株式を買い入れて、SK telecomの株式約0.6%(7月22日終値時点)、SK Squareの株式約0.5%を取得した。
ハナ金融グループのハム・ヨンジュ会長は、「デジタルイノベーションで顧客価値を実現し、金融とICTの融合でイノベーション価値を追求し、ESG部門の協力で社会的価値を広めるなど、協業範囲を広げていきたい」と話した。
SKテレコムのユ・ヨンサン社長は、「今回のパートナーシップはICTと金融分野の代表企業力を合わせ、顧客価値イノベーションを推進していくための重要な出発点となるだろう」と語った。
写真:ハナ金融グループとSK telecomは22日、ソウル市中区乙支路(ウルチロ)のSK telecomのオフィスで戦略的パートナーシップを締結した。ハナ金融グループのハム・ヨンジュ会長(左)でSK telecomのユ・ヨンサン社長が握手を交わし、相互協力を誓った
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