「GPU コスト削減ソリューションで円滑な AI サポート」|#Let のスタートアップ
【#Let のスタートアップ】「GPU コスト削減ソリューションで円滑な AI サポート」
ChatGPTとジェネレーティブ人工知能(AI)に、全世界が沸いている。
AI研究所「Open AI」が開発したチャットボット人工知能「ChatGPT」は爆発的な関心を集めており、リリース後わずか2か月で1億人のユーザーを獲得している。そんな熱烈なAI旋風の中、人知れず笑っている会社がある。スタートアップのLablup(ラブルアップ)である。
Lablupは、企業がAI学習に必要とするグラフィックプロセッシングユニット(GPU)を効率的に運用できるようにするプラットフォーム「Backend.A.I. (バックエンドAI)」を提供する会社だ。ChatGPTの浮上により、学習に必要となるGPUを作っているNVIDIAの株価が上昇しているように、GPUを効率的に利用する技術も浮上している。
Lablup のシン・ジョンギュ代表は毎日経済とのインタビューで、「超巨大モデルをトレーニングするには、とてつもないコンピューティングパワーと電力が必要」とし、「Backend.AI は GPU を効率的に使用するのに役立つソリューション」だと説明した。GPU の効率的な使用が重要な理由は、このようなコンピューティングパワーと電力のすべてが企業にとってコストとなるためである。シン代表は、「AIを導入しようとしていた企業が、概算して、お金にならないことに気づいている」とし、「AIを使ってビジネスをまともに行うためには、費用はもちろん、そのリソースの活用が非常に重要だ」と強調した。Backend.AI の有用性は韓国内外で証明されている。アジア太平洋地域における NVIDIA の唯一の DGX 対応ソフトウェアプログラムパートナーであることに加えて、主要な顧客には、SAMSUNG(サムスン電子)、LG 電子、KT、Lotte ICT、CJ Olive Networks(CJオリーブネットワークス)、SK、韓国銀行、韓国電子通信研究所 (ETRI) などがある。
シン代表は、「現在、AI業界は凄まじいペースで発展しているため、90日ごとに新しいバージョンの「AIフレームワーク」が登場し、AIモデルの規模は毎年10倍に拡大している」と述べた。AI バックエンドを構築して自動化することで、実務担当者が苦労する必要がなくなることが Backend.AI の大きな利点である。Lablupは、「AlphaGo(アルファゴショック)」が韓国を揺らした2016年より前に設立された会社だ。2016年にKakaoVentures(カカオベンチャーズ)から投資を受け、昨年は100億ウォン(約10.3億円)規模のベンチャー投資を誘致した。
原文:https://www.mk.co.kr/news/it/10659625
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