adoba、クリエイター向けコンテンツクロスボーダーSaaSプラットフォーム「adobaro」正式リリース

クリエイターコンテンツプラットフォームadoba（アドバ）が、世界最大のデジタルカルチャーカンファレンス「VidCon 2023」で、クリエイターコンテンツクロスボーダープラットフォーム「adobaro（アドバロ）」を正式にリリースした。

adobaroは、東南アジアのAmazon（アマゾン）と呼ばれる「Shopee（ショッピー）」のようなプラットフォームを目指している。Shopeeは、独自のコマースを運営していないが、数多くのコマースモールが連結されており、セラーが出店するだけで、様々な国の市場に進出できるプラットフォームである。adobaroはまた、クリエイターがアクセスするだけで、グローバルな様々なプラットフォームのチャンネルを開設することができ、コンテンツを自由にアップロードし、データを管理、収益を精算することができるワンストップソリューションを提供する。

現在、韓国で作られたコンテンツはほとんど韓国人が消費している。そのため、韓国のYouTubeは5,000万という小さな市場規模の限界を抱えている。adobaは、このような限界を技術で克服することを目指す企業だ。国境を越えて様々なプラットフォームにアクセスすることができれば、YouTubeだけにアップした映像で追加収益など、クリエイターは一つのコンテンツで、より多くの機会を作り出すことができる。

adobaは韓国はもちろん、グローバルクリエイターの中国市場進出のパートナーを自任しており、中国の主要12のプラットフォームと公式パートナーシップを結び、「Hey Jini（ヘイジニ）」「Smile Bam（スマイルバム）」「Serena Art（セレナアート）」「semkavkvadrate」など、有名クリエイターを含む550人以上の国内外クリエイターを中国に進出させた。

adobaのアン・ジュンハン代表は「adobaroは、様々な領域のクリエイターが、より多くのグローバルプラットフォームからコンテンツを発信し、フォロワーを増やすために投入される時間とコストを最小限に抑えることができるよう、人工知能技術をベースに作られたクリエイター専門のSaaSプラットフォームだ」とし、「500チーム以上の韓国クリエイターを、中国プラットフォームに進出させたノウハウをもとに開発されたadobaroは、グローバルクリエイターに中国への道を大きく切り開いてくれる」と述べた。

米国カリフォルニア州LAアナハイム・コンベンションセンターで21日から24日まで開催されたVidConは、2010年に始まったクリエイターの祭典で、世界中のクリエイター、メディア企業、ブランドなどが参加した。YouTubeがメインスポンサーを務め、グローバルメディアコンテンツ企業の核心政策や成功事例、トレンドを共有するインダストリーセッションも多数用意された。

原文：https://platum.kr/archives/209414