Youngone Holdings、850億ウォン規模の海外CVC設立「1号スタートアップ投資ファンド」始動

Youngone Holdings（ヨンウォン貿易ホールディングス）が企業型ベンチャーキャピタル（Corporate Venture Capital、以下CVC）を設立し、親企業ビジネスに関連したベンチャー企業に戦略的投資を行う。

Youngone Holdings CVC 1号ファンドの総規模は、850億ウォン（約89億円）に達する。Youngone Holdingsは、アウトドア・スポーツウェアおよび用品委託生産(OEM)企業であるYoungone貿易と韓国でアウトドアブランド「THE NORTH FACE（ノースフェイス）」を販売する、Youngoneアウトドアなどを子会社としている。

今回の投資は、Youngone Holdingsが繊維産業の未来に向けた育成を具体化するために、本格的に開始すると見られる。

Youngone Holdingsのソン・レウン代表は「既存市場に支配力を強化する努力だけでなく、CVCとして未来のビジネス機会を買い求め、急速に変化する産業環境の変化に対応する計画」と述べた。

Youngone Holdingsは、米国、ヨーロッパ、東南アジアなどにあるスタートアップを発掘するために、今年3月にシンガポールに100％持分を保有した「YOH CVC」設立を完了した。YOH CVCは、ブランド、環境にやさしい特殊素材、オートメーション（自動化）分野を中心に、米国、ヨーロッパ、東南アジアなどのスタートアップを発掘、直接投資およびLP出資を進める。

Youngone Holdingsは、CVCポートフォリオ企業と戦略的協業を通じて、親企業が蓄積した製造・技術ノウハウ、物流ネットワークなどを支援、持続可能な成長を追求する計画だ。

写真：Youngone Holdings　ソン・レウン代表

原文：https://platum.kr/archives/189212