ニュース

ファッションブランディングスタートアップのEASTEND、50億ウォンのシリーズB資金調達

アイキャッチ
目次

ファッションブランディングスタートアップのEASTEND、50億ウォンのシリーズB資金調達

  • BNKベンチャー投資、Capstone Partners、ウリ銀行が参加...累積投資130億ウォンに

ファッションブランディングスタートアップのEASTEND(イーストエンド)が50億ウォン(約5億3,694万円)規模のシリーズB資金調達をしたと1日、明らかにした。

今回の投資にはBNKベンチャー投資、ウリ銀行が参加し、Capstone Partners(キャップストーンパートナーズ)が前回シリーズに続く後続投資者として参加した。これにより、累積投資額は130億ウォン(約13億9,600万円)になった。

特にBNKベンチャー投資とウリ銀行は、ファッションブランド運営会社への投資が初めてなため、注目を集めている。

EASTEND側は、「ファッションブランドの育成能力とデータベースの生産・在庫管理実績が高く評価された」としている。2016年に設立したEASTENDは、Citybreeze(シティブリーズ)、A;td(アーティド)、ROZLEY(ロズリー)、HUMER(フーマー)など5つの自社ブランドをオンラインD2C(消費者直接取引)ベースで運営している。

主な顧客層の消費トレンドを反映し、様々なデザインの服を少量生産する方式を追求している。

デザインから生産、物流、マーケティング、販売まで全ての過程を内在化し、高品質の商品をリーズナブルな価格で提供している。

また、オンライン販売に適した反応型生産体制を構築し、実店舗中心のブランドより低い在庫率を示す。EASTENDの累積取引額は2022年基準で500億ウォン(約53億6,800万円)を超え、年間90%以上の成長を続けている。

EASTENDの関係者は「今回の投資金は、ブランド競争力強化とグローバル進出のための基盤づくりに使う計画だ」と話した。主に中国、日本、東南アジア市場への進出を目指して現地法人を設立し、物流インフラを構築する予定だ。

Capstone Partners(キャップストーンパートナーズ)のソン・ジナ審査役は「EASTENDのファッションブランド市場で長年培ってきたノウハウとファッションEコマース市場での成長、海外での生産企画力を高く評価し、後続投資を決定した」とし、「今後、韓国内のオフライン市場と海外市場の両方でEASTENDの成長が期待される」と話した。

EASTENDのキム・ドンジン代表は「今回の投資を通じて、EASTENDは韓国内のファッションEコマース市場のリーダーとして跳躍するための足場を固めた」とし、「自社生産システムとブランド育成能力を強化し、顧客に差別化したファッション体験を提供するため、最善を尽くす」と話した。


写真=EASTEND

原文:https://www.unicornfactory.co.kr/article/2023060108510394167

/media/UNICORN FACTORY
記事を書いた人
UNICORN FACTORY

2021年に発足したUNICORN FACTORY(ユニコーンファクトリー)は、MONEY TODAY(マネートゥデイ)が韓国の総合誌で初めてスタートさせたスタートアップ専門のメディアプラットフォームです。 溢れるニュースの中でスタートアップ生態系に必要なニュースだけを厳選し深く伝えます。

  • ホーム
  • ニュース
  • ファッションブランディングスタートアップのEASTEND、50億ウォンのシリーズB資金調達