「CJ GLO！VentUs 2期」に選定された20のスタートアップ...Fortune 500などグローバル企業と事前マッチング

「CJ GLO！VentUs 2期」に選定された20のスタートアップ...Fortune 500などグローバル企業と事前マッチング

Fortune 500（フォーチュン500）などグローバル企業が注目した韓国のスタートアップ20社が、CJと京畿（キョンギ）創造経済革新センターが共同主催するグローバルオープンイノベーションプログラム「CJ GLO！VentUs、（Global+Venture+Us）2期」に選定された。

CJの企業主導型ベンチャーキャピタル（CVC）であるCJ Investment（シージェーインベストメント）がフード&バイオ、ロジスティクス&コマース、エンターテインメント&メディア、ICT&人工知能（AI）分野で募集した「CJ GLO！VentUs2期」でスタートアップトップ20を選定した。

CJ GLO！VentUs 2期は、差別化されたビジネスモデルと技術、グローバル能力と競争力を中心に評価し、その中でもグローバル企業と実際の事業連携の可能性に最も高い選抜比重を置いたというのがCJ側の説明だ。

CJ関係者は「審査過程で80社程度を1次選考した後、これらのスタートアップに対するグローバル企業の関心度を確認して最終選定した」とし、「CJ GLO！VentUsに選定されたスタートアップはすべてグローバル企業から会ってみたいという意思を確認した」と明らかにした。

CJ GLO！VentUs 2期に選ばれた20社は、本格的な育成プログラム進行に先立ち、30日に今後の計画と日程を紹介し、スタートアップ間のネットワークを広げるためのオリエンテーションおよびグローバル企業との成功的な最初のミーティングのためのBoot Camp（ブートキャンプ）に参加する。

その後、Top 20はグローバル企業と今年6～9月までMeet-Up（技術およびサービス紹介ミーティング）を実施すると同時に、成功的な結果が得られるよう、グローバルアクセラレータのカスタマイズされたメンタリング、グローバル能力強化プログラムなどに参加する予定である。このほか、需要調査を経て、海外VC（ベンチャーキャピタル）対象のIR（企業説明会）、他のグローバル企業との追加連携の機会も提供される。

最後に11月に予定されている成果共有会では、プログラム参加過程およびグローバル企業とのMeet-Up成果などを基にTop3企業が選定され、チーム当たり最大2000万ウォン（約230万円）の事業化支援金が支給される。

CJ Investmentのキム・ドハン代表は「有望なスタートアップを育成し、グローバルステージに紹介するプログラムは多いが、CJ GLO！VentUsのようにグローバル企業に先行マッチングを行い、カスタマイズされた育成を支援した事例は初めて」とし、「グローバル企業と韓国の有望なスタートアップ間の実質的な事業連携の糸口になるよう、積極的に支援する」と明らかにした。

原文：https://platum.kr/archives/228428