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idus運営会社Backpackr、2023クリエイターエコシステムレポートを発表…クリエイターの90%が1人で活動

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idus運営会社Backpackr、2023クリエイターエコシステムレポートを発表…クリエイターの90%が1人で活動

ハンドメイドプラットフォームidus(アイディーアス)とクラウドファンディングプラットフォームtumblbug(タンブルバック)を運営しているBackpackr(バックパッカー)が、クリエイターの活動を支援し、持続可能なエコシステムを作るためのレポート「2023韓国クリエイターエコシステムレポート」を発表した。

Backpackrが運営しているidus、tumblbug、Steadio(ステジオ)は、それぞれ2014年、2011年、2022年からサービスを開始し、ハンドメイド作家やクリエイター7万人余りが活動する韓国を代表するプラットフォームとして定着した。

クリエイターエコシステムレポートは、idus、tumblbug、Steadioで活動する7万人余りの入店クリエイターの行動を分析し、活動指数上位10%のクリエイター1000人を対象に実施したアンケートをもとに制作され、毎年12月にBackpackr公式ホームページで定期的に発行される予定だ。

まず、クリエイターの創作活動状況を調査した結果、89.8%が一人で活動していると回答した。全体の回答者の平均活動期間は5.6年で、10年以上創作を続けたクリエイターは17%、今年から活動を始めた新規クリエイターは8.1%となった。クリエイターの63%が創作活動を本業としており、創作前の経歴は事業・機関勤務(49.8%)が最も多かった。

クリエイターになるときの初期資本源と規模は、自己資本(61.7%)、500万ウォン(約55万円)以下(70.3%)と回答した。困ったときの相談相手としては、「知人(家族、友人など)が38.5%であるのに対し、「なし」と回答した人も31.2%と同水準であった。またクリエイターの52.1%が、創作活動のため教育を受けた経験があると回答した。

特にクリエイターが挙げた活動初期の難しさとしては、創作物やブランドに対する広報マーケティング(35.3%)、新しい創作物を生み出す過程(17.1%)、創作活動のための資金確保(16.3%)の順だった。

クリエイターが創作に没頭する曜日と時間は、平日午後1時~4時で、創作活動を始めたきっかけは、自身の適性や能力の発揮(61.6%)、経済的収入(16.1%)、主な収入源の確保(12.1%)など、自己実現と収入創出が主な理由である。続いて、創作活動のインスピレーションの源としては、長年培ってきた自身だけのアイデア(46.2%)が半数近くを占めた。

創作活動がクリエイターに与える肯定的な影響も指摘された。創作活動後の肯定的・支持的な周囲の反応は92.7%で、初期比22.1%p上昇し、創作活動に対する自己満足度も85.5%に達した。また、ファンとの継続的なコミュニケーションを通じて成長したクリエイターは、ファンとの関係が頼りになる(30.9%)、新しいインスピレーションを得る(22.4%)と答えた。

Backpackrのキム・ドンファン代表は「創作活動が持つ様々な意味を把握し、クリエイターが必要とする部分を支援するため、今回調査を実施することになった」とし、「クリエイターおよびファンと共に持続可能なクリエイターエコシステムを造成し、ハンドメイド文化を発展させていきたい」と述べた。

一方idusは、来る12月15日、ハンドメイド作家と顧客および関係者約300人を招待し、激励、表彰する韓国唯一のハンドメイドアワードを開催する。今年で7回目を迎えるハンドメイドアワードは、ソウル・PLENTY CONVENTION(プレンティコンベンション)で開催され、受賞作家の展示会、事前イベントなどのプログラムで行われる予定だ。



原文:https://platum.kr/archives/218519


/media/Platum
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